リューココリネ アンデス
やっぱり暖冬なのですね。今の時期に非常に立派なリューココリネを手にしました。今回はインパクトのある紫と赤の複色。甘い花たちの中に入れて少し引き締め役として活躍してもらおうとの狙いです。芳しく甘い香りです。
南米チリ原産の特有種 芳香があり白、紫、紫に赤などの複色もあり。学名にあるLindl.は John Lindley 英国人の植物学者/蘭研究者(Orchidology)
花の色 複色
やっぱり暖冬なのですね。今の時期に非常に立派なリューココリネを手にしました。今回はインパクトのある紫と赤の複色。甘い花たちの中に入れて少し引き締め役として活躍してもらおうとの狙いです。芳しく甘い香りです。
南米チリ原産の特有種 芳香があり白、紫、紫に赤などの複色もあり。学名にあるLindl.は John Lindley 英国人の植物学者/蘭研究者(Orchidology)
年末の入荷でしたので、ちょっと時期がはやいのか花全体に力を感じませんでした。お正月用のアレンジメントのオーダを承り、ご用意したお花です。パワー不足でしたのでサイドに入れて脇役で頑張ってもらいました。もう少し高品質ですと全体に使えたのですが、こうなると春を待つばかりです!
ラックス(Rax) シリーズは花びらが通常のラナンキュラスより少なく、一重咲あるいは少な目の八重咲で、見た目にも軽いお花です。ラックスシリーズは色も豊富でギリシャ神話からとった素敵な名前の品種が沢山あります。品種改良に携わった綾園芸さんの解説によると、花びらには光沢がありラナンキュラス+ワックスでラックスと命名との事です。今回はラックスアリアドネ、白地に中心がピンク外側に向かって白にグラデーション。開花が進むと色が薄くなるのが特徴で、数日すぎるとほぼ白です。その変化の過程も楽しいものです。茎のかなり下から枝分かれしている為、花のサイズにバリエーションがあり大変使いやすかったです。水はやや多めに管理し、給水フォームでアレンジする場合は水切れさせないようこまめにチェックをしてください。先端に行くにつれ茎は柔らかいためフォームを使うときは優しくお取り扱いです。
細長い花びらをもつスパイダー咲きのマムです。色はちょっとライムの混じったカラシ色。珍しいかなと思いました。今年はすべてが高値。ヘッドは中くらいのサイズ、長さも十分でしたが茎が細かった。たいていお正月に入荷するマムは3週間位長持ちするのですが、皆さんのお家ではいかがでしょう?手元にのこっていませんので、お知らせください。
最近は輪菊をディスバッドマムと呼ぶ事も多いです。disbudー脇芽を取り除き一輪菊として栽培されているという事です。そんな事は昔からやっていた事で今更言う事もないのですが、英語での表現でsprayとsingle stemで頭文字が重なるよりsprayとdisbudで明確に区別がつくほうがよいのかなとは思います。さて、脇芽をそのま成長させると、スプレータイプになるのでしょうか?
キク科やセリ科の植物にとても激しいアレルギーがあり、最近は花をセロファンやネットで巻いた状態で写真を撮っています。
黄色、薄ピンク、濃いピンク、ピーチに赤など、色のグラデーションが美しい物が多く、青以外の色があります。最近は色のバリエーションが増え中間色同士の複色も美しいです。庭先では春から夏にかけて咲きますが、花屋の店頭では12月から並びます。日持ちは1週間としましたが、花瓶に入れて切り戻しをかければもう少し長く楽しめますが、あまり寒すぎる環境はどうも苦手なようです。暖かくなっても花持ちはあまり変わらず一週間楽しめます。茎が太く全体的に力強くしっかりしたものを選びましょう。2023年冬はストックが高値のためスナップドラゴンが大活躍です。
食用(エディブルフラワー)でも流通があります。
春の花ですが真冬にも入手可能です。一瞬染めの花かと思うくらい鮮やかなオレンジの淵どり。蕾のまま入荷していますのでどの程度開くかは不明でしたが、ガクが比較的大きかったので購入に至りました。花びらは軽い密集で、開花後も他のカーネーションと比べると軽い感じです。開いた時のサイズは大きくなりました。今まで手にしたものとはちょっと違ったタイプかなとも感じます。色合いを楽しんで下さい!
茎は必ず節と節の中間点で斜めに鋭くカット。これはアレンジをするときも鉄則です。花はほどほどに開いたものがよいです。葉も茎も痛みのないものを購入すれば、長くお楽しみいただけます。
ケールなどの野菜から人工的な交配により作られた植物です。ヨーロッパの地中海沿岸あたりが原産。ケールはブロッコリーやカリフラワー、芽キャベツなどの原種で、紀元前から自生していたそうです。日本ではポットフラワーとして流通量の多い植物ですが、お正月ともなると丈の長い葉牡丹が用いられます。アブラナ科で寒い環境で葉の色も濃く出ます。ひらひらと大きな葉を展開させてくれ目にとまりやすいです。寒い環境が好きです。特別な手入れはいりませんが、花瓶の水を替える時に切り戻すとよいです。
家の中では5日位が限度。特に小さなものはもちが悪く周りから枯れてきて葉もおちてしまいました。暖かい部屋にあるのは特に短命。お正月の時期は華やかでよいのですが、市場の入荷日もお正月までにはちょっと時間があるため次回はよく考え品定めをしっかりといたします。
日本には江戸時代観賞用の植物として渡来、以後日本で品種改良が盛んにおこなわれました。丸葉でロゼット型に広がりバラのような形や、ケールの特徴そのもののひらひらフリンジタイプ。切り込みが深い葉のタイプなどいろいろありますね。深い色の品種も見られます。
ブルーベースのピンク。スナップドラゴンでこの色は初めてみました。とても惹かれる色です。一緒に購入したアプリコットよりも少しモノがよく、寒い気候にも関わらず長持ちしてくれました。
黄色、薄ピンク、濃いピンク、ピーチに赤など、色のグラデーションが美しい物が多く、青以外の色があります。庭先では春から夏にかけて咲きますが、花屋の店頭では12月から並びます。日持ちは1週間としましたが、花瓶に入れて切り戻しをかければもう少し長く楽しめますが、あまり寒すぎる環境はどうも苦手なようです。暖かくなっても花持ちはあまり変わらず一週間楽しめます。茎が太く全体的に力強くしっかりしたものを選びましょう。
食用(エディブルフラワー)でも流通があります。
交配により輩出された園芸品種です。Leucadendron laxum or Leucadendron lanigerum hybrid。ギザギザした萼に包まれていて個性的。スプレータイプですので、切り分けて使う事もできます。ドライになってもよい感じです。
入手後はしっかりと水揚げしましょう。長い場合は丈を短くするとみずあがりがスムーズです。とても長持ちしてくれます。
スパイダー咲きの秋色マム。やはり国産のマムは最高です。葉の艶、茎の太さ、花の大きさと形、文句なしの良さすべてが揃っています。とても満足なお品に巡り合えました。
マムは秋が旬のお花です。葉が多い場合は少し整理して水揚してください。水替えの時に茎を切り戻をするとよいです。暑い時期は一度水揚げさせたら少し少な目の水でもちゃんと咲いてくれます。葉が沢山ついている場合は整理して整えてあげましょう。暑い時期に葉を付けたままにしたい場合は水が下がりやすいので、毎日よく観察してください。
落ち着いた色のリクエストで、こんなに深い色となりました。まだ蕾の状態でよくわかりませんので、写真にはコントラストを低くして光の調整をしています。本来はオレンジが淵でブラウン系の色だったと思います。ベージュ系、赤系などに合わせるとよいと思います。咲くのが楽しみですね。品種名は'Majesty’-威厳という意味がありますが、このなんとも言えない色と風格からきているのでしょうか。
水につかる部分の葉は全部カットし、しっかりと水揚げ。その後は茎を切り戻すだけ。まだ気温が高い日もありますので水の温度注意です。