複色

花の色 複色

ジニア ジャジー

和名は百日草。暑い季節に長く咲く花です。鮮やかな赤やオレンジから白に優しいピンクまで色も豊富でサイズも様々。今回は日本の種メーカーが開発したハーゲアナ種のシリーズ。外側は黄色かオレンジ、中心は赤か茶色となり秋らしい色で素敵です。切り花では個体により長持ちするもの、すぐにダメになってしまうもののバラツキが多いです。ですので、少し多めに仕入れます。

属名はドイツのマスター・ボタニストの Johann Gottfried Zinn (1727–59)に由来するものです。19世紀には交配が進み、すでに100種を超えるほどとなっています。花言葉は ’thinking of absent friends’ なき友を思う..不在の友を思う、友人を思う...

ファレノプシス KVビューティ

優しく甘いオレンジ色の地にピンクのストライプが入ります。リップは濃いピンク。小ぶりのミディタイプです。白い大きなものから比べれば小さめですが、品質はかなりよく花は肉厚色もはっきりと出ています。蘭を始めトロピカルなエリアで育つ花々は暑さに強いですが、日本の夏の気温では毎日のお水替えをしてください。茎も洗い、少しずつナイフでカットし茎の先端をリフレッシュしましょう。

 

アンスリューム ペルッツィ

カップ咲きのアンスリューム。白地にうっすらとしたグリーン、肉穂花序は唇色のピンク。とても大きく縦径約12㎝~15㎝。茎も長くそれなりに太いです。今回はお試しで購入です。残念な事に一本肉穂花序がない物が混じっていました。出荷する時に外してほしいですね。

アンスリウムは南米コロンビアやエクアドルの原産。暑さに強く独得な容姿が目を引き付けます。色のついたハートシェープの部分を仏炎苞(ぶつえんぽう・英語ではspathe)と呼び、中心部から出ている棒が密集した花が付く肉穂花序(にくすいかじょ・英語ではspadix)です。葉は濃いグリーン、尖った先端に向かって葉のボディが徐々に細くなっていく形ですが、花ともよく似た形をしています。花、葉も切り花としては非常に長持ちです。普段の手入れも簡単、少しずつ茎を切り戻すだけです。

アンスリューム マキシマエレガンス

白地に夏らしいさわやかな色がのるアンスリウム'マキシマエレガンス'。安定した美しさで、いつも魅了されてしまいます。入荷したお花はすべてお配りしてしまいますが、このお花だけは自分のため手元に一本だけ残しました。毎日の楽しみです。

アンスリウムは南米コロンビアやエクアドルの原産。暑さに強く独得な容姿が目を引き付けます。色のついたハートシェープの部分を仏炎苞(ぶつえんぽう・英語ではspathe)と呼び、中心部から出ている棒が密集した花が付く肉穂花序(にくすいかじょ・英語ではspadix)です。葉は濃いグリーン、尖った先端に向かって葉のボディが徐々に細くなっていく形ですが、花ともよく似た形をしています。花、葉も切り花としては非常に長持ちです。普段の手入れも簡単、少しずつ茎を切り戻すだけです。

アンスリューム マキシマヴィオレッタ

団扇のような仏炎苞は白地にピンクがのり、飛び出している肉穂花序は落ち着いた大人の紫。都会的な色で魅力的です。マキシマは仏炎苞の部分にグリーンがのる物をよく目にしますが、そちらも素敵ですので今回は両方ともゲットです!

日本一の生産者さんのアンスリウムです。お値段が幾分高くレッスンにはなかなか使えないのですが、夏は一歩抜き出たよいお花を入れなければ日持ちもしません。本数を減らしてでも良質をお届けしたく入荷しました。信頼につながりますので決して高い買い物ではないと思っています。

アンスリウムは南米コロンビアやエクアドルの原産。暑さに強く独得な容姿が目を引き付けます。色のついたハートシェープの部分を仏炎苞(ぶつえんぽう・英語ではspathe)と呼び、中心部から出ている棒が密集した花が付く肉穂花序(にくすいかじょ・英語ではspadix)です。葉は濃いグリーン、尖った先端に向かって葉のボディが徐々に細くなっていく形ですが、花ともよく似た形をしています。花、葉も切り花としては非常に長持ちです。普段の手入れも簡単、少しずつ茎を切り戻すだけです。

 

ファレノプシス ミディタイプ

ミディは小さめのサイズの総称です。茎も花も小ぶりのため、今回のトライアルレッスンのお花の一つとして準備しました。小さな作品でしたらフォーカルに、大きなアレンジやブーケでしたらちょっと中心からずらして使うとよいと思います。チューブを使いエクステンションして利用するのもアイディアです。

単独で楽しむ場合は、茎が短いため花瓶に入れた時花の重みでひっくり返らないよう注意が必要です。花が多い場合はそれだけ水を多く必要とします。もし花びらに元気がなくなってくるようでしたら茎をシャープに斜め切りし、深水で管理してみて下さい。一番下の花を切り落とす、あるいは咲きそうもない先端のつぼみを切り落とすのも有効です。

スプレーカーネーション/ダイアンサス ラフィーネティア

カーネーションは昔からあるお花の一つ。スプレータイプは特にアレンジメントには使いやすく重宝するお花です。いつもはオーソドックスなタイプを選ぶのですが、今回は新品種に手が伸びました。豊富な種類の中でもアピール度が強く魅了されてしまいました。美しいのですが、茎は細く折れやすくもあります。日持ちも一般的なダイアンサスよりかなり短く改善していただきたい点です。

茎は節と節の間で斜めに切りましょう。先端につきすぎている蕾を落とすとすっきりして使いやすくなります。エチレンガスに弱いため、果物のそばには絶対に置かない事。アレンジメントに傷んだ花や葉がある場合は即処分してお手入れしましょう。

カラー ナッシュビル

茎から仏炎苞の根本あたりはクリーム色で先端はワインレッド。目新しく心をつかまれてしまいました。

カラーは南アフリカの西から東ケープ州マラウイ地方が原産です。ハイブリッドですが、おそらくZantedeschia rehmannii 桃色海芋の種類だと思います。すらりとした美しく長い茎は短く切ってしまうより、その魅力を引き立てるアレンジメントで、十分に花の価値を楽しみましょう。生徒さんの一人は上手にシャワーブーケに使っていました。出来栄えも素晴らしいです。


花瓶に飾る場合は切り戻しをしながら管理してください。カラーは数十本に1本か2本は弱い物があります。気温が高くなる頃もし水がすぐ汚れるようでしたら、すべての茎を点検して下さい。水がぬるくなるととろけてしまう場合もありますので早期に発見し、残念ですが処分です。どの花のメインテにも言える事ですが、花瓶とハサミはいつもきれいにしバクテリアの発生を少しでも抑えましょう。

カラー(海芋)の種類 http://fdb.jp/hidaka/node/120

 

トルコキキョウ セレブピンク

茨城県産のトルコキキョウです。平均して大きめの花、数も5本と蕾、茎も太く枝分かれも深い立派な品種です。今月の一番高い買い物でしたが、これほどまでに美しければお値段以上の価値だと思います。私的には大満足です。

トルコキキョウは一つ一つの長い枝を切り取りアレンジメントに使うのにとてもよいお花です。お値段高めですが、一本のバラを買うよりもトータルで考えるととてもお得です。柔らかい花びらもエレガントですので、空気を含むようなアレンジメントにしてください。

北米 ワイオミング州南東部、ネブラスカ、テキサス南部やメキシコなどミシシッピ川とロッキー山脈の間の草原地帯が原産。現地で咲いていた花はうす紫色、テキサス・ブルーベルという愛称で親しまれてきました。日本での交配が進み花はシングル咲き・ダブル咲き色も白、グリーンかかった白、クリーム、優しいオレンジピンク、優しい黄色、紫と白の複色があったりととても豊富です。気温の高い時期にありがたいお花です。よい物でしたら5輪も6輪も一枝につきますので華やかになります。

水に浸かる部分の葉はきちんと処理をしましょう。小さなカケラでもバクテリア発生の原因になります。もともとは初夏のお花ですが、今は栽培により一年中入手が可能です。

バラ アルヌワブラン

毎回タイミングよく発見できないバラですが今回は運よく巡り合えました。ライムグリーンがかった外側に内側がラブリーなピンク。迷う事なく入手です。

最近はバラの棘を取らずにそのまま花瓶に入れる花屋さんもいらっしゃいますが、花瓶とハサミを常時清潔に保てば、それほどの水の汚れ(バクテリアの発生によるもの)はなくトゲを処理した時とあまり変わりません。レッスンの時に手に触りそちらのほうが気になります。優秀なバラの棘トリもあり茎を傷つける事なく葉と棘の処理ができますので、やはりきれいな状態でお店に出すほうが扱いやすいと感じます。