花の色 緑

カーネーション/ダイアンサス シュピカ

季節的にもライムグリーンが美しく、迷わずこの色をチョイスしました。実は白に他の濃い色を繋ぐにはライムグリーンはとても使いやすいんのです。毎年の母の日のプレゼントはいつもピンクとおっしゃっていたお客様にもとても好評でした。

カーネーションは節がありますが、切る時は節と節の間を斜めに切りましょう。花瓶で楽しむのでしたら水替えの時にまた斜めに切り戻すと持ちが違います。

ドドナエア

ドドナエアはオーストラリア・アフリカや亜熱帯エリアに広く分布していますが、原産地はオーストラリアとされています。葉はやや細長くオリーブのような感じ。カサカサとして月桂樹の葉のようなテクスチャー。水あげはあまりよくなく細い茎を深く斜めに切り込みました。うっかりして水につかっていない状態の枝があり先端はかなり乾燥してしまいました。丈夫そうですがデリケートな面もあります。葉の色が季節によりあまり変わらないものはDodonaea 'viscosa'、寒くなると銅葉に変化するものDodonaea'Purpurea'、こちらはニュージーランドで発見されたとされています。常緑樹で春から夏にかけては緑色で、目立たない小さな花が4月に付きそのあとグリーンの小さな実もつき、夏ごろにはやがて豆のさやのようなものに変化し趣があり、近年庭木として人気のようです。ホップブッシュというニックネームがあります。今回初めて使う植物、生徒さんとレッスン中にこの植物の事を調べながら、かなりわくわくしてしまいました。

https://gardenstory.jp/plants/10273
https://www.yu-kikobo.com/plants/47316/

ラナンキュラス ジロンド

鮮やかな黄色に中心部がグリーン。ユニークな形をしていてどこかワイルドさも残ります。イースターのテーマカラーである黄色。中心部のグリーンもさわやかで、ブーケやリースに使用します。今年は特に小さめのサイズ。藁のホルダーの中に入れて使いたいためです。

ラナンキュラスの花弁は200枚近くもあるそうです。頭が重いので茎が太い物を選びましょう。水を多く必要としますので花瓶の水は少し多めに。花瓶の水を変える時に切り戻しをかけ茎をフレッシュに保ちましょう。給水フォームを使ってのアレンジメントの場合は水切れを起こさないように注意してください。ちょっとのケアでとても長持ちします。

ラナンキュラスは西アジアからヨーロッパ東南部、地中海沿岸の原産。大まかなタイプ:ELEGANCE, Clooney, Aazur & Butterfly。ELEGANCEは大型、Clooneyは手ごろなサイズ、Aazurは色の種類が多く小さめな花をつけます。Butterflyは一重の花びらで軽いタイプです。日本でも特有の呼び名があるようです。変り咲きも多く、一本一本咲き方が違い個性豊かな花ですので、とても楽しいです。

ラナンキュラス イグルー

4月になると小ぶりのラナンキュラスが出てきます。イースターのブーケに入れる小ぶりのお花を探していましたところ目に留まりました。もうラナンもチューリップ終盤。また次のシーズンを楽しみにすることにします。

ラナンキュラスは西アジアからヨーロッパ東南部、地中海沿岸の原産。大まかなタイプ:ELEGANCE, Clooney, Aazur & Butterfly。ELEGANCEは大型、Clooneyは手ごろなサイズ、Aazurは色の種類が多く小さめな花をつけます。Butterflyは一重の花びらで軽いタイプです。日本でも特有の呼び名があるようです。変り咲きも多く、一本一本咲き方が違い個性豊かな花ですので、とても楽しいです。

ヒメミズキ

まだ寒さが残る頃、葉が出る前にライムグリーンの小さな下向きの花を枝に沢山つけます。今回は枝物でのストラクチャーデザインでしたので、その一部にわずかに見えるライムグリーンを利用したく入荷しました。

姫水木とありましたが、どうも日向水木の別名だったことが分かりました。ヒメミズキがなまってヒュウガとなったとのエピソードも見つけました。中部地方の京都、福井あたりから北でみられるとの事です。

ヘレボルス/ヘレボラス オリエンタリス マグニフィセント

ヘレボルス オリエンタリスは一般的に、2月下旬から3月の春を感じてきた頃から咲きだします。別名をレンテンローズ。キリスト教の復活祭40日前からの四旬節(レント)の頃に咲くことからこの名前が来ています。茎は地面から直接出てきて開花する無茎種で他の種との交配の親ともなっています。この'マグニフィセント'はハイブリットによる品種だと思います。原産はロシアコーカサス地方、シリア・トルコの黒海あたりに分布。Helleborus orientalis  ヘレボレス、ヘレボラスなど呼び名が違う時もありますが、どちらでもよいと思います。色のついている部分は萼弁で、花は中心部の蜜腺の部分です。薬草として江戸時代末期には日本へ渡来していたようですが有毒植物です。茶花としても人気で和名もありました。

今回入荷の'マグニフィセント'はグリーンです。まだ庭のレンテンローズが咲いていなかったのでこちらを購入しました。

ラナンキュラス ジロンド

外側から1/2は鮮やかな黄色の少しフリンジのある花びらで、中心部はセロリの葉のような花びらが盛り上がってくる品種です。個性的で野趣があり実は好み。最後までフリンジも残り、色も褪せないためいいですよ!

ラナンキュラスは西アジアからヨーロッパ東南部、地中海沿岸の原産。大まかなタイプ:ELEGANCE, Clooney, Aazur & Butterfly。ELEGANCEは大型、Clooneyは手ごろなサイズ、Aazurは色の種類が多く小さめな花をつけます。Butterflyは一重の花びらで軽いタイプです。日本でも特有の呼び名があるようです。変り咲きも多く、一本一本咲き方が違い個性豊かな花ですので、とても楽しいです。

 

マム/一輪菊 バルタザールフロスティ

洋菊も沢山の種類が増え、選ぶのも一苦労です。形も様々でこちらは細長い花びらで、開花すると7分目くらいまで球状になり、残りは花びらがやや下向きに開いてきます。薄いラヴェンダー色の花びらに中心部がライムグリーン、お正月に爽やかさも加わるかなと思い購入しました。

最近は輪菊をディスバッドマムと呼ぶ事も多いです。disbudー脇芽を取り除き一輪菊として栽培されているという事です。そんな事は昔からやっていた事で今更言う事もないのですが、英語での表現でsprayとsingle stemで頭文字が重なるよりsprayとdisbudで明確に区別がつくほうがよいのかなとは思います。さて、脇芽をそのま成長させると、スプレータイプになるのでしょうか?

キク科やセリ科の植物にとても激しいアレルギーがあり、最近は花をセロファンやネットで巻いた状態で写真を撮っています。

ラナンキュラス アクーリ

ライムグリーンはすべての花を調和させてくれるつなぎの役目。蕾の時から花びらの先端のカールが特徴で、サイズは小ぶり、花びらも少ない品種すが、今回入荷した中では一番茎が太くしっかりしていました。
 

西アジアからヨーロッパ東南部、地中海沿岸の原産。水につかる葉はすべて処分しましょう。茎は斜めに切り時々切り戻すと水を吸い上げ花も美しく咲き続けます。

ラナンキュラスの大まかなタイプ:ELEGANCE, Clooney, Aazur & Butterfly。ELEGANCEは大型、Clooneyは手ごろなサイズ、Aazurは色の種類が多く小さめな花をつけます。Butterflyは一重の花びらで軽いタイプです。日本でも特有の呼び名があるようです。変り咲きも多く、一本一本咲き方が違い個性豊かな花ですので、とても楽しいです。