花の色 青

ササリンドウ

ササリンドウは葉の形が笹のようになっている事からこう呼ばれているそうです。野性種との事で丈夫です。調べていると源頼朝の家紋との事です。深い青紫、茎までも赤紫色で、秋の風情タップリです。ハロウィンの時期ともかさなりあえてこの色を選びました。

茎は斜めに切るだけ、水も汚れないため手もかからずです。ご家庭で飾るのにはとてもお勧めのお花です。

長い茎を切り分けてアレンジメントにいれてもよし、長さを生かして花瓶に入れるのも良しで万能です。花もちもよく、花が終わればつぼまった状態で茎に残るため花瓶の周りを汚すこともなく、そのままほったらかしでも大丈夫です。

リンドウ

2023年今年の夏は観測史上最も暑い夏で、花にも大きな影響が出ています。いつもですと9月のリンドウはとても元気な姿ですが、今年はイマイチ。でもお値段ピカイチとなっています。長持ちするお花なのですが、持ち帰った時も高温、結構厳しい状況でした。

リンドウはから秋にかけて出回ります。長い茎を切り分けてアレンジメントにいれてもよし、長さを生かして花瓶に入れるのも良しで万能です。花もちもよく花が終われば、つぼまった状態で茎に残るため花瓶の周りを汚すこともなく、そのままほったらかしでも大丈夫です。

ベロニカ スカイラーブルー

水がしっかりと上がると穂先まで真っ直ぐに伸びます。脇から小さい花穂が出ていますが水あげがあまりよくない植物ですので、葉とともに思い切って処分してしまいましょう。ピンク、白などの色もあります。すらっと伸びる形は他の花とはまた違った趣です。和風にも洋風にも、ブーケにもアレンジメントにも向くお花です。以前はゴマノハグサ科に属していましたが、オオバコ科に変更となりました。

オオバコについてはよいサイトがあります https://flowers.hasma.jp/family/plantaginaceae/

リンドウ

本来は秋の花ですが、7月には出回っています。色は白、ピンク、青系などありますが、今回は涼し気な青系のリンドウをピックアップしました。

リンドウは竜胆と呼ばれ、根はもともと生薬として用いられていました。その味が熊の胆(い)の熊胆よりさらに苦いため竜の胆(い)として竜胆(りゅうたん)の名前となったようです。尚、今の呼び名りんどうはこのりゅうたんが訛ったものとも言われています。
Ref http://www.e-yakusou.com/yakusou/886.htm

デルフィニウム プラチナブルー

ラクスパーとも呼ばれ300種類もあります。北半球に自生する植物で原産地は不明です。アフリカのトロピカルエリアの高い山麓など冷涼な気候を好むとの事です。一つの茎に穂状に花が付くタイプと枝分かれしているスプレータイプがあります。属名のデルフィニウムは古代ギリシャ語でドルフィン=イルカを意味する言葉から派生。花がイルカの形に似ているとの事から来たようです。似てますでしょうか? 有毒植物です。

下葉をすっきりと整理し絶対に水につかる部分に葉が残っている事がないようにして下さい。水はこまめに替えその都度茎を斜めに切り戻して下さい。少しの手間で水がしっかりと花まで行き届き美しく保てます。

オキシペタルム ピュアブルー

こちらの'ピュアブルー'は一般的なブルースターより花弁が丸い形です。全体を産毛に覆われなんとも優しい色で星型に咲くお花はウエディングでとても人気でした。久々に見た生徒さんたちは皆さん手に取って懐かしがっていました。昔はガガイモ科として分類されていましたが、今はキョウチクトウ科です。

南米ブラジルやウルグアイの標高の高い場所が原産。そのため冷涼な気候を好み栽培されているところも標高550mの場所です。茎や花に傷がつくと粘り気のある白い液がでますので扱いは極めて慎重に。そして通常は、そのような液には触らないほうが無難です。湯上げして出荷されているくらいですので、水あがりもよくないです。元気がない場合は湯上げしてみて下さい。斜めに大きく切り深水でもいいですが、葉がシャキッとしてきたらすぐに浅水で管理。産毛が映えている分バクテリアもつきやすいです。暑さを避け、こまめに水替えをし、切り戻しもかけましょう。少しの気配りで一週間楽しめますので。白いホワイトスターやピンク色のピンクスターなどの品種もあります。不思議に細長いシードポットができ、中からふわふわとした種が飛び出します。

ref: https://oishii.iijan.or.jp/products/post-1114

ルピナス テキサスブルーボネット

米国テキサス州の州花ともなっているルピナス。現地ではブルーボネットの愛称で呼ばれています。マメ科の植物で昔は土壌の肥料としてすき込まれていたそうです。この植物自体は寒さに強くとても丈夫、やせた土地でもちゃんと栄養を吸収して花をつけるそうで、そんな習性から狼の花などともよばれるようです。

切り花の水あげは深水、一度水が上がれば切り花でもジャスト1週間で花がすべて終わりますので、捨て時が分かりやすい花です。ただし暑さに弱いため使うならまだ気温の上がらない時期がいいです。天狗が持っている団扇のような葉がモサモサと伸びていますが、水の消費が激しいため適度に切りましょう。

ニゲラシード ブラックポット

ニゲラの種です。花が散った後そのままにしておくとこんな形になります。ブラックポットと表記されていました。中には黒い種が沢山入っています。まだ時期的にはニゲラの花を庭で見るのは早く、栽培されているシードヘッドです。ユニークな形をしており、ちょっと野性的な所が魅力と思います。シードヘッドですので、ドライにもなりますが、フレッシュなこの色のまま使いたいですね。

シリアのダマスカスや地中海沿岸あたりで自生するキンポウゲ科の花。薄いブルー、ピンク、白などのバリエーションがあります。和名はクロタネソウ、花名のNigellaはラテン語で黒という意味の'Niger 'から来ているとの事で、シードポットの中にできる真っ黒な種の事を指しています。ブーケに入れるとなかなかワイルドな趣になり、アレンジメントではつなぎの花として大いに活躍してくれます。

ニゲラ ミスジーキルブルー

あまり背丈が高くならない品種です。今回は比較的濃いブルー、そしてサイズはかなり小ぶりを選びました。花びらは可憐で4~5日したら散ってしまいますが、そのあとそのままにしておくと種の部分が膨らんできます。その変化も楽しいんです!これからがこの花の季節なので楽しみです。

シリアのダマスカスや地中海沿岸あたりで自生するキンポウゲ科の花。薄いブルー、ピンク、白などのバリエーションがあります。和名はクロタネソウ、花名のNigellaはラテン語で黒という意味の'Niger 'から来ているとの事で、シードポットの中にできる真っ黒な種の事を指しています。ブーケに入れるとなかなかワイルドな趣になり、アレンジメントではつなぎの花として大いに活躍してくれます。

 

ベロニカ

水がしっかりと上がると穂先まで真っ直ぐに伸びます。脇から小さい花穂が出ていますが水あげがあまりよくない植物ですので、葉とともに思い切って処分してしまいましょう。ピンク、白などの色もあります。すらっと伸びる形は他の花とはまた違った趣です。和風にも洋風にも、ブーケにもアレンジメントにも向くお花です。以前はゴマノハグサ科に属していましたが、オオバコ科に変更となりました。

オオバコについてはよいサイトがあります https://flowers.hasma.jp/family/plantaginaceae/

切り花でよく耳にするのは V. longifolia (長い葉)と V. spicata (穂状の)