ギンヨウアカシア / ミモザアカシア パープレア
オーストラリア東南部のNew South Walesの島の限られたエリアが原産。少量の水でも育つ...という事はユーカリと同じで根が大きく張り家の基礎を壊してしまう可能性もありますので注意が必要です。ラテンのAcacia baileyanaはオーストラリア出身のボタニストFrederick Manson Bailey氏に由来します。冬から早春にかけて香のある花を付けます。葉は繊細で、細かく切れ込みの入った羽状複葉で色はシルバーグレーが一般的ですが、このパープレアは新梢と若葉が赤紫になり、美しい品種です。
鮮やかな黄色い花をつけますが、私は花粉症で苦手です。できるだけ蕾の状態の物を選び葉としての利用にとどめています。ガサガサしてボリュームのある葉はブーケや給水フォームを使わないアレンジメントなどにとても有効的です。水上りはさほど良くないため、あまり長い枝は途中でカットしてコンディショニング(みずあげ)しています。暖房の効いている部屋では特に注意しましょう。