地球温帯エリア

最寒月平均気温が-3℃以上18℃未満 安定した気候で四季の変化に富み、多くの動植物が生息 (Wiki)

 

レザーファン

八丈島産のレザーファンは本当に世界一素晴らしい品質です。どの生徒さんもとても立派と言いながら一目でこの葉を手にしてゆきました。

なめし皮のような艶を持つためレザーリーフという名前になったようです。温帯、亜熱帯地方に分布するシダ類の植物で原産は南アメリカのチリ、アルゼンチン、バルミューダ、ブラジル、オーストラリア東部、南アフリカ、マダガスカルなどです。

深い緑色で切れ込みの深い葉です。新鮮な葉はみずみずしく艶やかで美しいです。花瓶で管理しても、水スプレーをたっぷりとかけ新聞紙に包み冷蔵庫の野菜室で保存も可能です。その際は時々水分量を確認してください。全体が湿った状態でしたらOkです。

葉は捨てるところがないくらい有効に使えます。まずブーケに先端から2/3を使い、切り落とした下の部分1/3はアレンジメントに利用できます。ご自分で用意する場合は、すぐに捨てずしばらく取っておくとよいです。植物の切り分け方は随時レッスンでご紹介しています。

八丈島や鹿児島などの国産のものが良質です。そろそろこの葉が出るかと思い、市場でじっくりと出てくるのを待ってみました。入手できてとても嬉しく思います。

スプレーバラ フェリーニ

甘く可愛いオレンジ色のスプレーバラです。こんな可愛いオレンジ色のお花に心躍らせて持ち帰りました。お品も大変よく約一週間楽しむことができましたので大満足です。生産者さんのお名前がわかりませんので、産地だけ記載します。

スプレーバラでも一般のバラと同じ管理方法です。花瓶で水に浸かる部分の葉はすべて取り除き、清潔なナイフで斜め切り。水替えの時は必ず斜め切りして茎の先端をリフレッシュさせましょう。尚花瓶の水はいささか多めがよろしいです。水が少ないとどうしても水が下がりやすくなります。気温が高い時は水替えの回数を増やし、切り戻しもかけてみて下さい。エアコンの風、直射日光は苦手です。

生産地:愛知県渥美町

バラ ラ・シャンス

ちょっと強めのオレンジピーチ。中輪ですので作ろうと思っている作品にはちょうどです。カップ咲で、コロンとした丸みのある形も可愛いです。カップ咲のお花は剣咲タイプよりデリケートで短命の傾向にあります。手元にあったものが4日目にしてお水替えの時に触ってしまい、花びらが散ってしまいました。もう少し長く楽しみたかったのですが残念!

バラを花瓶で楽しむ場合は、水に浸かる部分の葉を取り除き消毒したナイフで斜めに茎を削ぎ切りが望ましいのですが、鋏をご利用の場合はなるべくよく切れる鋏でカットします。バクテリアの発生を抑えるためにもぜひ花瓶と道具は清潔に!

バラ インフューズドピンク

R. 'インフューズドピンク' ブルーベースの紫かかったピンクですが、外側に赤みが強いピンクがのります。開く前の段階で巻も強く沢山の花びらが展開しそうでした。バラは年に一度しか咲かないものと四季咲の品種がありますが正直な所どちらかは分かりません。ですが5月はすべてのバラが咲きそろうと言ってもいいくらいのピーク時です。旬には野菜と同じでお手頃になります。今使わなければですよね!

バラを花瓶で楽しむ場合は、水に浸かる部分の葉を取り除き消毒したナイフで斜めに茎を削ぎ切りが望ましいのですが、鋏をご利用の場合はなるべくよく切れる鋏でカットします。バクテリアの発生を抑えるためにもぜひ花瓶と道具は清潔に!

バラ コットンソープ

中心部はクリーム色で外側にゆくにつれオフホワイトのバラです。長さは60㎝ほどありましたが茎の太さが細い物もあれば太い物もありました。ヘッドも大きく花のグレードのバラツキが理由でお手頃な価格だと判断しましたが、やはりワナがありました。外側の花びらが3日後に茶色く変色してしまいました。こうなると傷んだ花びらを取っても、カビが発生している恐れもあるため売り物にはなりません。市場に並んでいるときは美しく見極めが難しいですね。今後は注意します。

バラを花瓶で楽しむ場合は、水に浸かる部分の葉を取り除き消毒したナイフで斜めに茎を削ぎ切りが望ましいのですが、鋏をご利用の場合はなるべくよく切れる鋏でカットします。バクテリアの発生を抑えるためにもぜひ花瓶と道具は清潔に!

デルフィニウム プラチナブルー

スプレータイプのデルフィニウムです。4月にも使い、今月も購入しました。繋ぎの花としてスプレータイプのデルフィニウムはとても使いやすいためです。そして今頃は流通量が増えお値段もお手頃です。しかし今回はこの時期としては異例の28℃越えが2日もあり、はかなくも5日位で衰えてしまいました。本来北海道などの寒い場所で栽培されており、暑さや湿気は苦手なお花です。

ラクスパーとも呼ばれ300種類もあります。北半球に自生する植物で原産地は不明です。アフリカのトロピカルエリアの高い山麓など冷涼な気候を好むとの事です。一つの茎に穂状に花が付くタイプと枝分かれしているスプレータイプがあります。属名のデルフィニウムは古代ギリシャ語でドルフィン=イルカを意味する言葉から派生。花の蕾がイルカの形に似ているとの事から来たようです。薬草としての利用があったようですが有毒植物です。色のついている部分は萼で、実際の花は中心部にある小さな部位です。

下葉をすっきりと整理し絶対に水につかる部分に葉が残っている事がないようにして下さい。水はこまめに替えその都度茎を斜めに切り戻して下さい。少しの手間で水がしっかりと花まで行き届き美しく保てます。

バラ ティネケ

純白のウェデイングドレスのデザインはクラシック。ご本人のご希望はグリーンがのった白のバラ。とても華奢な花嫁様でしたのでビラビラタイプの大振りなバラは真っ先に消去。このカテゴリーに入る王道のバラでしたらこの花しかないでしょう!もうこの品種をご存じないフローリストもいらっしゃるのではないでしょうか。白薔薇のマスターピース R. 'ティネケ'、エレガントで素敵です。

スプレーバラ マリアルル

少しだけゴールドが混ざった柔らかなベージュ色のお色直しのドレスに合わせるための茶系のバラです。スプレー咲きで一枝から4本も枝わかれしていて、とても使いやすいバラです。色はR. 'カフェラテ'より少しだけ明度が高く感じます。咲き方は花びらのフリンジにわずかに丸みをもったウェーブがあり優しくノーブルです。秋に限らずどんな季節のウェディングでも使えると思います。お背丈なんと90㎝でございました。栄養もバッチリでいろい色な意味でかなり贅沢なお花です。

バラ クリスタルドレス

色は優しいピンクで品格もある美しいバラ 'クリスタルドレス’。結婚式にはとてもお勧めです。秋と比べると春のものは大きく立派で、希望していたものよりオーバーサイズでしたが、それを使いこなすのもデザイナー腕です。素敵な花が入りむしろ嬉しい限りです。

スプレーバラ テディベア

レンガ色のバラも指定のお花でした。'テラコッタ'が入手できなかったためこちらの'テディベア'を入れました。若干思っていたよりも赤が強かったのですが、他が落ち着いた色でしたのでうまくブレンド出来ました。枝分かれも深く開いた時の花もとても素敵です。