12月~1月

ファレノプシス/胡蝶蘭 ミディタイプ サンフラワー

ファレノプシス/胡蝶蘭 'サンフラワー' レモンイエロー地でリップはショックピンク。コントラストがとても強く小さいながらも主役を主張しています。もちろんそのつもりで買いましたのでしっかりと生徒さんの作品に収まっています。小ぶりの胡蝶蘭をミディと呼び、今はほぼ周年入手が可能で、色も豊富でありがたいです。2月中旬も過ぎると、我が家の胡蝶蘭たちも花を付けだしました。この花は冬から春先にかけて花芽をあげ、4月頃まで咲いてくれます。切り花にしても風にあたらない所で管理すれば、1カ月くらいは持ちます。

花があまりにも多く付きすぎている場合は、時々この花も水落ちする場合があります。下の花の数個カットし、茎をざっくりと大きく斜め切りし水揚げをしてください。このひと手間で違ってきます。お試しを!ナイフ・鋏は消毒してから使ってください。

英語ではモスオーキッド、蛾が羽を広げているような所からそのニックネームが付いたらしいですが、それにしてもエレガントな蛾ではないですか.....

ファレノプシス/胡蝶蘭 ミディタイプ

周年出回る胡蝶蘭ですので本当にありがたいです。色のチョイスが豊富な今ではコサージュにしたりアレンジメントに入れたりと私にとってはお気に入りのお花です。

小ぶりの胡蝶蘭の種類をミディと呼んでいますが、ミディタイプの胡蝶蘭には花の名前がついていない事が多いです。お花の名前は次回のリピート買いには非常に役立ちますのでぜひつけていただきたいものですが、品種改良が重なり色の出かたも多様で難しいのかなとも思うようになりました。

花があまりにも多く付きすぎている場合は、時々この花も水落ちする場合があります。下の花の数個カットし、茎をざっくりと大きく斜め切りし水揚げをしてください。このひと手間で違ってきます。お試しを!ナイフ・鋏は消毒してから使ってください。

英語ではモスオーキッド、蛾が羽を広げているような所からそのニックネームが付いたらしいですが、それにしてもエレガントな蛾ではないですか.....

センリョウ 千両

お正月になくてはならない縁起物の千両。実は朱赤か黄色の種類がありますが、お正月はやはり赤でご用意しております。年に一度の千両市が開催され、フローリストたちはその品定めに余念がありません。木陰で育つ植物でむしろ日向は苦手。日本や台湾など東アジアが原産です。

シンピジウム/シンピジューム 'ミキホワイト'

ネパール、ミヤンマーや中国の山岳部の冷涼なエリアが原産です。春に花をつける春蘭の仲間で、一年中入手できますが、初冬から本領発揮する花です。優しい香りも楽しめる品種が多く、アレンジにも活け込みにも向きます。ファレノやシンピジュウム、ヴァンダなどの蘭類は大きな花が多く水あげも時間がかかるものです。花に元気がなくなってしまった場合は、下のフロレット数個を切り落とし、丈も短めにすると元気が出てきます。消毒したナイフで大きく斜めに切ると表面積が広がり水上りも早くなります。

徳島県が日本一の生産地ですが、このミキホワイトも四国の高知県産です。ref: シンピジューム