地中海

地中海沿岸原産・分布

ヒペリカム マジカルピンク

一年中流通するつやつやとした実物で、色も薄いピンク、クリーム、ライムグリーン、赤、そして深い茶色までバラエティ豊かです。欧米の方はコーヒービーンズなどとも呼びます。沢山の水を必要とするため、大きな葉は処理しやや深水で管理すると長持ちします。初夏に黄色い花をつけ、夏から秋まで実をつけますが一年中栽培されており入手可能です。

薬草としてヒポクラテスの時代(紀元前460-370)から神経痛の緩和などに利用されていました。ちなみに薬草に使われる種類はHypericum Perforatum 別名St. John Wort。もう一つの呼び名はTutsan、フランス語ですべてが健康という意味のToutesaineからきています。

Ref: https://www.holex.com/flowerwiki/hypericum/

花言葉

カーネーション/ダイアンサス リフレッシュ

今回は国産のカーネーションを購入しました。お花は小さめですが品よく開く品種です。ありがたい事に1週間経ってもきれいに咲いています。カーネーションは一年中あるのですが、やはりちょっと季節はずれ。本来は春のお花ですのでその季節に購入するのがベター。今回の物はとてもお手頃だったため茎が貧弱で花瓶にいれると曲がってしまい、アレンジメントで短くして使いました。それなりにお金を払えばもっと良質なものも入手できると思いますが、なかなか物価高で思うようにはゆきませんね。

カーネーションは節がありますが、切る時は節と節の間です。節の上で切っても水は吸いません。エチレンガスに弱いので、果物のそばや朽ちた花のそばにはおかないようにしましょう。

リモニウム 金春

スターチス、チース、リモニウムなどいろいろ呼び名がありますが、和名はハナハマサジ花浜匙です。ドライな環境を好み、暑い時期は特に少ない水で管理しないと、茎の一部が溶け出します。花と花を繋ぐ花として活躍します。色はピンク、クリーム、紫、複色など豊富。ハイブリッドが進みより小さく細かい品種もあり、使いやすいと思います。

ただこの植物で花粉アレルギーを発祥する方もいますので、注意が必要です。

スプレーカーネーション 'オレンジカスタド'

今年一番のカーネーションです。茎はしっかり、葉もきれい、茎が節から折れるなんてことはありません。余分な蕾もなくかなり手を入れて育てていると思います。関島園芸様、素晴らしいお花をありがとうございます。

使いやすいオレンジ色で、枝分かれも深く長く使いたい時にも大変重宝しました。また巡り合えるといいです。

 

ヒペリカム ぼんぼり

オレンジを中心に類似色の実物を探していた所発見。オレンジを含む朱赤です。

一年中流通する実物で、色も薄いピンク、クリーム、ライムグリーン、赤、そして深い茶色までバラエティ豊かです。欧米の方はコーヒービーンズなどとも呼びます。水をよく吸いますので、大きな葉は処理しやや深水で管理すると長持ちします。もともとは夏から秋まで実をつけますが、一年中入手可能です。

薬草としてヒポクラテスの時代(紀元前460-370)から神経痛の緩和などに利用されていました。ちなみに薬草に使われる種類はHypericum Perforatum 別名St. John Wort。もう一つの呼び名はTutsan、フランス語ですべてが健康という意味のToutesaineからきています。

Ref: https://www.holex.com/flowerwiki/hypericum/

スカビオサ マシュマロスクープ

茎も長く丸い花にしては重さがないためいつも入荷しています。湿度と温度に弱い花なのですがスクープシリーズは暑さに強いとの事です。

地中海 ユーラシアの温帯から亜寒帯 アフリカ北部 西アジアにも分布。冷涼で水はけのよい土地を好みます。本来夏の花で日本の湿気は特に苦手で秋から冬の利用がお勧めです。最近は一年中栽培され季節感がなくなってきました。茎がとても長いため高めにポジショニングもできます。ブーケに入れるとどことなくワイルド感もありナチュラル感を求めるにはとてもいい花材です。アレンジメントでは花と花をつなぐトランジショナルとして活躍します。でもちょっと目立つお花ですので注意しましょう。

スイセン タヒチ

’タヒチ’は八重咲の栽培品種で外側の花被片もちゅしんぶお副花冠もダブル。ラッパ咲も可愛いのですが、中心部がフリフリ外側はぽってりとした雰囲気も魅力的でした。水仙は英国王立園芸協会で大きく14類に分類されとても数えきれないほどの品種があります。こちらも復活祭(イースター)前の四旬節(レント)の時期に咲くためレントリリー、イースターフラワーなどとも呼ばれます。復活祭に持つレースを付けたブーケが作りたくこちらの花になりました。たいへんデリケートなお花ですので優しくお取り扱いしてください。

やはり寒い時期のほうが花持ちはよいようです。この花は切ると茎から粘った液が出ます。この液は他の花に悪い影響を与えてしまいますので単独で水あげをしてください。一日個別管理の後は他の花と一緒に花瓶にいれても大丈夫です。念のため液が手についた時はすぐに洗い流してください。

ref: https://mikawanoyasou.org/data/suisenengeishu.htm ←いつもとても詳しく解説されています

ラナンキュラス ラックスシルクゴールド

4月のレッスンはイースターがテーマ。黄色は外せない色です。昨年からかなりブームになっているラナンキュラスラックスシリーズ。品種もずいぶん増えました。黄色のシルキーな花びらですが、中にはくすんだ薄茶色もありますがそれも個性。色ムラはどの花にもあります。いろいろと試して好みの物を見つけてゆきたいと感じます。

ラックスシリーズは花びらが通常のラナンキュラスより少なく、見た目にも軽いお花です。花びらには光沢があり、薄いピンク、白、クリームなどがあります。季節にもよりますが平均して長く楽しめるお花です。スプレー咲きとしては販売されていませんでしたが、蕾も数本ついていていたため、花のサイズにバリエーションがあり大変使いやすいお花です。水はやや多めに管理し、給水フォームでアレンジする場合は水切れさせないようこまめにチェックをしてください。花の近くの茎は柔らかいためフォームを使うときは優しくお取り扱いしてください。尚英語名のPersian buttercupは丸く咲くタイプの事です。こちらの呼び名はまだ未確認です。

 

ラナンキュラス ラックスリタイ

いつも使っているラナンキュラスラックスシリーズ。今回は私の見立てが悪く多くの花びらが数日で散ってしまうという事件に見舞われました。蕾もついておりまた茎もしっかりして重量のある物でしたが、時期的に遅かったのかと反省です。AZさんどうしたのでしょう?

ラックスシリーズは花びらが通常のラナンキュラスより少なく、見た目にも軽いお花です。花びらには光沢があり、薄いピンク、白、クリームなどがあります。季節にもよりますが平均して長く楽しめるお花です。スプレー咲きとしては販売されていませんでしたが、蕾も数本ついていていたため、花のサイズにバリエーションがあり大変使いやすいお花です。水はやや多めに管理し、給水フォームでアレンジする場合は水切れさせないようこまめにチェックをしてください。花の近くの茎は柔らかいためフォームを使うときは優しくお取り扱いしてください。

 

ラナンキュラス ジロンド

鮮やかな黄色に中心部がグリーン。ユニークな形をしていてどこかワイルドさも残ります。イースターのテーマカラーである黄色。中心部のグリーンもさわやかで、ブーケやリースに使用します。今年は特に小さめのサイズ。藁のホルダーの中に入れて使いたいためです。

ラナンキュラスの花弁は200枚近くもあるそうです。頭が重いので茎が太い物を選びましょう。水を多く必要としますので花瓶の水は少し多めに。花瓶の水を変える時に切り戻しをかけ茎をフレッシュに保ちましょう。給水フォームを使ってのアレンジメントの場合は水切れを起こさないように注意してください。ちょっとのケアでとても長持ちします。

ラナンキュラスは西アジアからヨーロッパ東南部、地中海沿岸の原産。大まかなタイプ:ELEGANCE, Clooney, Aazur & Butterfly。ELEGANCEは大型、Clooneyは手ごろなサイズ、Aazurは色の種類が多く小さめな花をつけます。Butterflyは一重の花びらで軽いタイプです。日本でも特有の呼び名があるようです。変り咲きも多く、一本一本咲き方が違い個性豊かな花ですので、とても楽しいです。