Apocynaceae

キョウチクトウ科 科名は「犬を遠ざける」の意味で、乳状の樹液は毒性がある。
ref: https://mikawanoyasou.org/kamei/kyoutikutou-ka.htm

オキシペタラム / ルリトウワタ ブルースター

星のような形に咲く小さな花で、茎そして葉までもが全体に綿毛で覆われやわらかな触感です。以前はガガイモ科でした。切ると毒性の白い液が出ますがかぶれの原因となりますので気を付けて下さい。水色の花のブルスター、ピンクのピンクスター、そして白のホワイトスターがあり園芸品種です。ブラジル南部やウルグアイ原産、東オーストラリアに帰化している植物です。暑さにも強いため日本でもよく育ちます。この花と言えば高知県産です。

水あがりが悪い植物ですので湯あげがお勧めなのですが、'ピュアブルー'は問題ありません。生産者さんの努力ですね。

アスクレピアス

一つ一つの花にクラウンを持つオレンジの可愛い花です。茎を切ると白い液が出てきます。水あげの際、液が付いた茎を洗ってから花瓶に入れます。キョウチクトウ科の植物は毒性のある物とされますので口に入れないように。

枝わかれしてスプレー咲きとなっている場合が多く、水が十分あがるととても長持ちするお花です。葉を落とし深水で水揚げ、その後は15㎝の深さもあれば十分です。同じような白い液がでる植物はフウセントウワタ、同じ科に属しますがフウセントウワタ属(ゴンフォカルファス)に分類されます。ブルースターも同じ科属で、白い液が出ます。似たようなシードポットを付けます。

暑さに強い花。南米原産の為日本では冬が越せないそうです。夏の庭では重宝しそうですね。今回はなかなかの高値でしたが、10日以上も花が咲き続け、さらに蕾まで開花してくるとなると楽しみは倍増、価値は十分あると思います。

フウセントウワタ

ふんわりと風船のようにふくらみ、枝についているユニークな植物です。枝はしっかりしていますが、実自体は空気を含みとても軽いです。夏に下向きに咲く白い花からこんな実がなります。初秋ですがまだまだ暑さが残るので、ライムグリーンで少しでも涼し気に。個性が強い植物ですので、目を惹きますね。

旧ガガイモ科Asclepiadaceaeの為ガガイモ科としている事も多いです。

オキシペタルム ピュアブルー

こちらの'ピュアブルー'は一般的なブルースターより花弁が丸い形です。全体を産毛に覆われなんとも優しい色で星型に咲くお花はウエディングでとても人気でした。久々に見た生徒さんたちは皆さん手に取って懐かしがっていました。昔はガガイモ科として分類されていましたが、今はキョウチクトウ科です。

南米ブラジルやウルグアイの標高の高い場所が原産。そのため冷涼な気候を好み栽培されているところも標高550mの場所です。茎や花に傷がつくと粘り気のある白い液がでますので扱いは極めて慎重に。そして通常は、そのような液には触らないほうが無難です。湯上げして出荷されているくらいですので、水あがりもよくないです。元気がない場合は湯上げしてみて下さい。斜めに大きく切り深水でもいいですが、葉がシャキッとしてきたらすぐに浅水で管理。産毛が映えている分バクテリアもつきやすいです。暑さを避け、こまめに水替えをし、切り戻しもかけましょう。少しの気配りで一週間楽しめますので。白いホワイトスターやピンク色のピンクスターなどの品種もあります。不思議に細長いシードポットができ、中からふわふわとした種が飛び出します。

ref: https://oishii.iijan.or.jp/products/post-1114

オキシペタラム / ルリトウワタ ホワイトスター

星のような形に咲く小さな花で、茎そして葉までもが全体に綿毛で覆われやわらかな触感です。以前はガガイモ科でした。切ると毒性の白い液が出ますがかぶれの原因となりますので気を付けて下さい。水色の花のブルスター、ピンクのピンクスター、そして白のホワイトスターがあり園芸品種です。ブラジル南部やウルグアイ原産、東オーストラリアに帰化している植物です。暑さにも強いため日本でもよく育ちます。高知県にある生産者さんの花ですが、今まで扱ったオキシペタラムでは最高品質です。リピ買い間違いなしでマイリスト入り!

水あがりが悪い植物ですので湯あげがお勧めなのですが、こちらの生産者さんの花は全く問題ありませんでした。流通の進化もあるのでしょう。