ファレノプシス/胡蝶蘭
黄色地にボルドーのリップ おしゃれな胡蝶蘭です。ミディサイズで小ぶりですが存在感があり、上手に使わないと主役を奪ってしまいます。英語ではモスオーキッド、蛾が羽を広げているような所からそのニックネームが付いたらしいですが、それにしてもエレガントな蛾ではないですか.....
ラン科
黄色地にボルドーのリップ おしゃれな胡蝶蘭です。ミディサイズで小ぶりですが存在感があり、上手に使わないと主役を奪ってしまいます。英語ではモスオーキッド、蛾が羽を広げているような所からそのニックネームが付いたらしいですが、それにしてもエレガントな蛾ではないですか.....
胡蝶蘭はあたたかな気温を好み、実際、夏の暑さや湿気にも比較的強い植物です。ですので、コサージュやヘッドドレス、リストレットなど人の体につける装飾を作る時はお勧めしたい花の一つです。レッスンではブライズメイドの頭にのせる花環を作ります。また結婚式を控えた生徒さんが一人。ヘッドドレスを自分で作成するとのこと。毎回練習用にと購入しています。大きなものはとても高価ですが、このサイズでしたらなんとかお手頃です。
ネパール、ミヤンマーや中国の山岳部の冷涼なエリアが原産です。春に花をつける春蘭の仲間で、一年中入手できますが、初冬から本領発揮する花です。優しい香りも楽しめる品種が多く、アレンジにも活け込みにも向きお正月に用意したいお花の一つです。花が多く付きすぎていると水の上りが悪く難しい時があります。ファレノやシンピジュウムなど立派なラン程花が多く付き水揚げが悪いものです。万が一花が萎れてきてしまった場合は、下の花数個を切り落とし、思い切って短く茎をカットしてください。消毒したナイフで大きく斜めに切ると表面積が広がり水上りも早くなります。
徳島県が日本一の生産地です。ref: シンピジューム
メキシコ、ブラジルなど中南米の熱帯地方に300種類も分布。白、バーガンディー、茶色と白の複色など色も様々。ハニーエンジェルはスポットレスの鮮やかな黄色です。冬の今の時期にブライトな黄色で部屋が明るくなります。終わった花の部分は散りますので早めに処分し、茎の切り戻しをすれば寒い時期は2週間くらい咲き続けてくれます。
豪華な花でお値段も高値でした。そんな時は3人で一本を分けて使うと手の届く範囲になります。紫色が強くどんな花に合わせても間違いなく主役となるため、ハロウィンのアレンジのメインの花として使用しました。黒の唐辛子やセロシアなどと合わせて少し個性的な花合わせを楽しんでみました。皆さんのハロウィンアレンジメントはどんなイメージでしょう?
白の胡蝶蘭は気品があり、なおかつとても長持ちしてくれるお花です。最近は小さくご家庭でも気軽の楽しめる様々な色のミディサイズも鉢モノで出回っています。
今月はコサージュとヘッドドレスのレッスンのために入荷。高価な花ですので一輪一輪大切に使いました。
蘭の花は本来とても長持ちしますが、花が沢山ついている場合など全体的に元気がなくなる事があります。そんな時は、茎をナイフで斜めに切落し深水で管理。それでも水が上がらない場合は花を数個処分してください。花の置き場所は直射日光とエアコンの風のあたらない場所が好ましいです。
モカラは人工的に交配されてできた品種です。栽培は東南アジアの国々が盛んです。蘭は花が付きすぎていると水上がりが悪く、茎についているすべての花の元気がなくなる事が多いです。そんな時は思い切って下の花2-3個、あるいはダメージが大きい花を切り落とし、茎もナイフで切り戻しをし深水で様子を見て下さい。本来蘭の花はとても丈夫で水さえうまく上がれば2週間くらいは持つお花です。切り取った花もお皿に水をはり、花を浮かべ違ったスタイルで楽しめます。 よいお花を上手に手入れして楽しんで下さい。
花弁の先端に向けてピンクが濃くなってゆくエレガントなデンファレです。花付きもよく茎も十分しっかりしていました。タイからの輸入品です。個体差が大きく、5日でダメになってしまったのもあれば切り戻しをかけながら2週間美しく咲いている花もあります。毎日の水替えそして茎の切り戻しはこの時期は花を扱う私たちのお約束です!
蕾が早い段階で黄色く変色してしまった場合は咲きませんので茎ごと切り落としてしまいましょう。蕾だけ切り落としても先端に水が行き渡っっていないため茎もすぐに痛んできます。悪い部分はさっさと切落し今ある花を楽しむようにして下さい。
原種系の蘭デンドロビウム・ギバナムの交配種。デンドロビウム ファレノプシスの流通名ですが、花の形が胡蝶蘭に似ている事からこのように呼ばれています。ref: https://www.aos.org/orchids/additional-resources/dendrobium-culture.aspx
南国の花ですので暑さには強いのですが、気温が25度を超える頃には水をこまめに替え、都度茎を切り戻してください。茎の色が変わったら水中のバクテリアが増えますので、色の変わった所から切り落とし短くしてしまいましょう。