Brassicaceae

アブラナ科

ハボタン 葉牡丹 ホワイトレディ

ヨーロッパ南部、地中海沿岸原産のワイルド・キャベツの変種 他にはケール、キャベツ ブロッコリ カリフラワーなどがこの仲間。

食用としてケールが江戸時代初期に渡来。(鎌倉時代中期から江戸時代とするものもありますが、その間約400年であまりにも期間が長いためとりあえずこちらでは江戸時代初期とします。)その後日本で品種改良され現在の葉牡丹となりました。赤い色素はアントシアニン 寒くなると葉から緑素がなくなり紫やピンクの色が残ります。白いものは赤色素を持たない品種で白くなります。

野菜の仲間で葉に鑑賞価値がありお正月に大きなものが出回ります。お値段少しよい物をお求めください!下の葉を整理しながら長くお楽しみいただけます。鑑賞賞です。農薬を使っている可能性がありますので食さないように。

タラスピ グリーンハート/ グンバイナズナ

和名ではグンバイナズナ。いわゆるペンペン草の一種ですが、大きく栽培されており60㎝はあります。花ではなく実際は実を観賞しますので春の終わりから夏限定の植物です。ちょっと独得な香がありマスタードと同じアブラナ科でエディブルです。英語名もpennycres、苦いので火を通したほうが無難らしいです。でも流通しているのは観賞用ですので食用としての販売ではありません。食べないほうがいいと思います。長持ちしますが水につかっている部分にぬめりが発生しますので、アレンジメント向きです。

ref: The Kew

タラスピオファリム / 西洋ナズナ

ペンペン草でどこにでも生える雑草ですが、栽培されているもののため立派で日持ちもします。ふんわりとしたブーケなどフィラー(空間を埋めるための花)で使うときにとても重宝です。アブラナ科でマスタードと同じ部類との事ですが、食べないほうが無難です。冷涼な気候を好みますので日本の夏は苦手かもしれません。

スプレーストック チェリーカルテット

この花があると部屋中が香りとても幸せになります。枝別れしていて、しかも花がたくさんついているスプレータイプのため、フラワーデザイナーにとってはオールラウンドに使える優れたアイテムです。春の花として一月から出回り4月中旬ごろまで活躍です。暖かくなるとお値段もお手ごろになります。色はうす紫色とピンク、優しい黄色もありいつもどの色にしようか迷ってしまいます。多すぎる葉を整理してすっきりさせ、茎はシャープに斜め切り。花瓶のお水を取り替える都度切り戻すととても長く楽しめます。

ストック アイアンイエロー

寒さが強い1月下旬頃から出回り、春を真っ先に感じる花の一つです。茎に一つ大きな穂状の花があるシングルタイプと枝分かれした茎に小さめの花をつけるスプレータイプがあります。大きなアレンジメントにはシングルタイプ、小ぶりのアレンジやブーケなどにはスプレータイプが重宝です。花瓶で飾る際、切り戻しをしながら先端のつぼみに水が行き届くように手入れをしてあげると一週間は美しく咲き続けてくれます!