春 3月~4月、5月中旬ごろ

バラ プライムチャーム+

一枝に花ひとつのスタンダードタイプ、香りも楽しめるピンクのバラです。丈は約70㎝のものでしたが、花は蕾の段階から大きく水があがると一気に力強く開花してきました。バレンタインデー用に赤いバラを探していましたが、これほどにパワフルな花に巡り合ってしまいましたのでゲットするしかなかったです。花は人の心をとらえるとさらに魅力が増すと思います。ましてバレンタインのようにスペシャルな機会にはそんな花が必要ですね。

購入時は花に痛みがないか、葉に白いスポットがないかよく確認してください。また萼が蕾にぴったりとついているものは咲きません。十分に下がっている事も選択のポイントです。もっとも最近はそんな未熟な花を出荷する所はなくなりましたが、海外からの輸入ものに限っては可能性も無きにあらずです。バラは花の中でも短命ですのでよい物を選ぶとそれだけ長持ちにつながります。以前冬の時期でしたが約一か月咲き続けたバラもありました。観察力もトレーニングしてゆきましょう。

バラ フリーダム

一枝に一つ花が付くスタンダードタイプの赤いバラの代表的な品種。花は大きく開き大輪で見ごたえがあります。購入時は花に痛みがないか、葉に白いスポットがないかよく確認してください。また萼が蕾にぴったりとついているものは咲きません。十分に下がっている事も選択のポイントです。もっとも最近はそんな未熟な花を出荷する所はなくなりましたが、海外からの輸入ものに限っては可能性も無きにあらずです。バラは花の中でも短命ですのでよい物を選ぶとそれだけ長持ちにつながります。以前冬の時期でしたが約一か月咲き続けたバラもありました。観察力もトレーニングしてゆきましょう。

シンピジューム 冬のソナタ

シンピジウムは肉厚でとても丈夫なため一つ一つ切り取って使う事も出来ます。上品でブーケにも人気のお花ですが、手首につけるリストレットにしてみました。手首につけるコサージュは卒業式のプロム(ダンスパーティー)やウエディングなどでポピュラーな花飾りです。欧米では若い女性がつける最初のコサージュです。数輪で豪華なコサージュができますので、花は一本あれば十分です。

シンピジュームはネパール、ミヤンマーや中国の山岳部の冷涼なエリアが原産です。春に花をつける春蘭の仲間で、一年中入手できますが、初冬から本領発揮する花です。優しい香りも楽しめる品種が多く、アレンジにも活け込みにも向きます。ファレノやシンピジュウム、ヴァンダなど立派な蘭類は大きな花が多く水あげも時間がかかるものです。花に元気がなくなってしまった場合は、下のフロレット数個を切り落とし、丈も短めにすると元気が出てきます。消毒したナイフで大きく斜めに切ると表面積が広がり水上りも早くなります。

ガーベラ バナナイエロー

様々な色と大きさがあり、咲き方も多様なガーベラ。今回はオーソドックスなダブル咲き。よい生産者さんのガーベラを使えばびっくりするくらい長持ちしてくれます。茎には葉がなくすらりと長いのですが、滑りにくくブーケにもアレンジメントにも万能です。形がはっきりとしているためメインの花としても活躍してくれます。最初の水あげがしっかりとできていれば浅水で大丈夫です。特に気温の高い時期は7㎝あれば十分です。

ガーベラは生産者さんにより質が大きく異なって出てくる花です。昨年秋、間違えて違う生産者の花を購入した事がありました。水あげの時から水が濁りはじめ、自分用に残した数本がすぐに使いものにならなくなった事があります。2-3日で傷むような花をお配りしては仕事がなくなりますので、以後絶対に生産者さんの名前を確しています。

 

ニゲラ パピローサ キュリオシティ

50cm - 90㎝にもなるニゲラです。この種はスペイン原産。一般のニゲラは西アジア、地中海沿岸、もしくはアフリカ北部です。ニゲラパピローサは白地に濃い赤紫のスタメンが上がりやがて種の入った袋が膨らみ、日毎にグリーンから濃い紫色に変化してきます。花の部分が終わったその後の変化が楽しい花だと思います。花が散っても捨てないで観察してみて下さい♡

宿根スィートピー

2月に宿根スィートピーが入手できるようになりました。ぷっくりとしたやや肉厚の花弁を持ち、蔓が伸び何かに絡みついて長く伸びるタイプのピーです。葉付でやや平べったい茎に一本に沢山の花がついていますので、アレンジメントに切り分けて使います。絡みつく蔓もまたユニークです。さわやかな香りも楽しめますのでお値段の価値はあります。

イタリア南部シチリアやクレタ島原産の花。可憐そうですが丈夫です。宿根タイプは春本番桜の咲く頃から出回ります。

グレビリア ジョンエバンス 

枝も細く繊細なのでは思いましたが、可愛いながらもワイルド感が出ていて、おもわず購入してしまいました。ヤマモガシ科ですので最初の水あげで持ちも違ってくるため、細い枝の側面を2方向からナイフでそぎ落としました。使う目的もなく買ってしまいましたが、ナチュラルアレンジメントのベース部分に入れました。オーストラリア原産の植物ですので、ワイルドフラワー系と合わせたほうがよくマッチします。今回はヘデラと一緒に使いましたので、ミスマッチ感が否めません。

アリウム コワニー 染め

染料を吸わせたアリウムコワニー。花びらに表れた紫色のストライプが目に留まり初めて購入しました。一般的に色を吸わせた花は花瓶に染料が溶け出しますので単独の花瓶で管理しなければなりません。でもこちらの花は気になるほどの染料は見受けられませんでした。化学の進歩でしょうか。花は外側から開花しますので、家に持ち帰ってから咲く花にはそれ程濃い色は残りません。普段は美しい花に色を吸わせるなど、人の勝手で手を加えた花は好きではありませんが、こんな感じにナチュラルさが残るのでしたら使ってみたいとも思います。

ラナンキュラス イリス

ライトピンクの地にかすかに赤いラインが入りスィートで優しい雰囲気のラナン。でもダイナミックに開きややオーバーサイズになり、ちょっとびっくりしました。一本一本花の個体にもばらつきがあり、うすピンクが残るもの、白が強く出るものなどいろいろです。可愛い時期から次第に大人になってゆくような変化も楽しい物です。

ラナンキュラスの花弁は200枚近くもあるそうです。頭が重いので茎が太い物を選びましょう。水を多く必要としますので花瓶の水は少し多めに。花瓶の水を変える時に切り戻しをかけ茎をフレッシュに保ちましょう。
ラナンキュラスと雪柳のアレンジメント

下の方に入っているラナンキュラスが'イリス'です。右側にあるのは白がつよいのですが、中央、左に配置した花はうっすらとピンクが残ります。開いてゆく過程もとても楽しめます。
 

 

ラナンキュラス エムピュアピンク

まさに赤と白を同量で混ぜでできたようなピュアなピンク色。エムとはラナンキュラスの代表改良品種であるエムシリーズの事。エムシリーズはいつも安心して使える優れた品種です。水が上がるとふんわりと開花しますが、開きすぎないのも特徴かと思います。

ラナンキュラスの花弁は200枚近くもあるそうです。ラナンキュラスは頭が重いので茎が太い物を選びましょう。水を多く必要としますので花瓶の水は少し多めに。花瓶の水を変える時に切り戻しをかけ茎をフレッシュに保ちましょう。