アンスリューム アンティークシリーズ
秋も深まってきた今頃の国産品は畑に長く栽培されているアンス達です。それらは「アンティーク」と呼ばれ、仏炎苞の部分の色も秋めいてきて触感もちょっと厚めに変化しています。紫陽花にも同じような変化がありやはりアンティークタイプと呼ばれ、お値段びっくりですがかなり長く咲き続けてくれます。入荷したアンスは白地に柔らかいピンクやグリーンがのっています。個体により色にばらつきがありますが、他の色も使いますのでそれほど気になりません。
アンスリウムは南米コロンビアやエクアドルの原産。暑さに強く独得な容姿が目を引き付けます。色のついたハートシェープの部分を仏炎苞(ぶつえんぽう・英語ではspathe)と呼び、中心部から出ている棒が密集した花が付く肉穂花序(にくすいかじょ・英語ではspadix)です。葉は濃いグリーン、尖った先端に向かって葉のボディが徐々に細くなっていく形ですが、花ともよく似た形をしています。花、葉も切り花としては非常に長持ちです。普段の手入れも簡単、少しずつ茎を切り戻すだけです。本来は夏のお花なのですが、今は一年中出回っています。よい花を購入すると気温は問わず3週間以上長持ちします。