メキシコ

メキシコ原産・分布

ベッセラ エレガンス

メキシコ南西部原産。elegans, tenuiflora, tuitensis 3つの代表品種があります。花は一本の茎から5本から7本放射状に花が下向きに付き次々と開花します- 散形花序(umbel)。花は小さなフクシアのようです。

エレガンスは鮮やかなオレンジ色、あたたかな気温を好むため10月のクールな気候ではあまり長く持ちませんでした。個体にもよるのかなと思いますが。

ref: https://plants.ces.ncsu.edu/plants/bessera/

 

ジニア ジャジー

和名は百日草。暑い季節に長く咲く花です。鮮やかな赤やオレンジから白に優しいピンクまで色も豊富でサイズも様々。今回は日本の種メーカーが開発したハーゲアナ種のシリーズ。外側は黄色かオレンジ、中心は赤か茶色となり秋らしい色で素敵です。切り花では個体により長持ちするもの、すぐにダメになってしまうもののバラツキが多いです。ですので、少し多めに仕入れます。

属名はドイツのマスター・ボタニストの Johann Gottfried Zinn (1727–59)に由来するものです。19世紀には交配が進み、すでに100種を超えるほどとなっています。花言葉は ’thinking of absent friends’ なき友を思う..不在の友を思う、友人を思う...

コスモス ピンクピコティー

晩夏から咲き始め秋の晴れ渡った空にとてもよく映えるお花です。メキシコ原産。本来は背丈も高く風にふわふわと揺れる花ですが、最近はハイブリッドが進み小さなポットフラワーサイズのものまで見られます。めったに自分では購入しないのですが漢字でも秋がついているお花ですので、季節感を楽しもうと思いました。

キク科で花粉は激しく飛びますのでご注意下さい。水につかる葉はすべて取り除き、水替えの度切り戻しは必ずかけて下さい。

グズマニア エメラルダ

葉の一つとして購入しました。実は先端に小さな花もつけます。メキシコや南米原産の着生植物です。樹などに付いて、葉の基幹に雨水を蓄えそこから水や養分を吸います。今回はグリーンでしたが、赤、オレンジ、クリームなど様々な色があります。びっくりするくらい長持ちします。あまり寒すぎると葉の色が悪くなりますのでリビングなどあたたかな場所でお楽しみください。

アリゾナサイプレス ブルーアイス

米国メキシコからアリゾナあたりのやや暖かいエリアが原産。乾燥に強くまた直射日光にも強い、シルバーグレーのしっかりとした針葉樹。木には密集して葉が付くためとても美しです。芳香も針葉樹の中では抜群によく、クリスマスのアレンジメントにお薦めしたい花材です。ボリュームも出て扱いやすいため5つ星です。

カボチャ

観賞用の南瓜の一つ。初秋から店頭にならび10月の末のハロウィンの時期まで楽しめます。尚、食用の南瓜は夏が旬との事。北海道で夏にいただいた事ありますが、確かにとても美味しかったです。

トウガラシ

南米メキシコなど熱帯のエリアが原産。現地では多年草ですが、日本では一年草として扱われます。真っ黒な種の袋が上を向いて付くので使いやすいです。

マリーゴールド

食用には小ぶりのフレンチマリーゴールドがよいサイズです。 花びら部分の利用がお薦めで、独得な香と苦みがあります。同じキク科のキンセンカ(ポットマリーゴールド)と名前が間違えやすいのですが属が異なります。マリーゴールドは野菜の根につく害虫の密度を低下させる働きを持つためコンパニオンプランツとして植物の間に植えられることもしばしばです。