Lシェイプのアレンジメントはブックエンドアレンジメントなどとも呼ばれ、英語のLの文字の形のようにアレンジします。フローラルフォームのどの場所に挿すか、長さはどのくらいが適切かなど、いくつかのチェックポイントがあります。クラシカルなラインアレンジメントに始まり左右対称と非対称のトライアンギュラー、インヴァーテットT、Lシェイプとどれも花の長さが違いますが、関連性があるのがお分かりですね。今後のアレンジメントはラインを読むハーフムーンシェイプのクレッセントやホガースになります。こちらはもう少し時間を空けてから学びましょう。
今回はツインアレンジメントとして2人同時の作業にいたしました。祭壇の両脇に置く時にサイズが違っては困りますので、リードとフォローを決めリードの長さを拾ってゆきながらアレンジメントの作成です。花屋ではチームワークで効率的に正確に作業をこなしてゆく必要があります。
ラインフラワーのスナップドラゴンが真っすぐで強かったため、シャープに仕上がっています。フォームフラワーのバラを下のフォーカルに集めていました。こちらもインパクトが出やすいと思います。ただちょっとセンターが左に寄りすぎてしまっています。器の真っすぐ上に納まっているともっと整います。
作者
Orie
開催月
2月
デザイン分類
成長点
アレンジメントの形
使用花材
バラ 'マンゴーリーバ'
キンギュソウ オレンジ
ニゲラ 'ミスジーキルブルー'
ルスカス