花の色 赤

カラー レッドシンフォニー

大変美しいワインレッドのカラー。市場関係者もこんなにも美しいとほめていた秀品です。ウェディングブーケのため入荷しました。仕上がりもとても美しく大満足です。

こちらのカラーも少しの時間手で温めゆっくりとためると曲がります。白の品種で'クリスタルブラッシュ'はよく曲がるのですが、その他のカラーは折れてしまいます。私も今回はかなり慎重に扱いました。カラーは茎が特徴です。せっかく長く伸びたスムーズな茎ですから、茎もデザイン要素として捉えています。

カラーは茎に凹凸もなく葉もないため、清潔なナイフか鋏で茎の先端を切り落とし、綺麗な花瓶に入れて下さい。茎は柔らかめですので一般の方は鋏のほうが扱いやすいと思います。一度水をしっかり吸っていれば浅水OKな植物です。状態を見ながら調整してください。南アフリカマラウイ地方原産の球根植物です。春に花をつけますが周年出回っています。

花言葉ref https://hananokotoba.com/calla/

オンシジューム メルローレッド

甘い香りが漂うオンシジュームですが、色がワインレッドやピンクなどの複色で手にしたことのないオンシジウムです。素敵で思わず手にしてしまいました。玄関を入るともうこの花の香りで心癒されます。

キシコ、ブラジルなど中南米の熱帯地方に300種類も分布。白、バーガンディー、茶色と白の複色など色も様々。茎の下から開花が進み終わった花の部分は散りますので早めに処分し、茎の切り戻しをすれば長く楽しめます。

花言葉ref: https://hanakotoba.net/oncidium/

アニゴザントス/カンガルーポー ゴールドフィーバー

10月のリピ買いです。気温も下がり秋色が妙に恋しくなるこの頃です。色は黄色、橙、赤、茶色など複雑に混ざりこの一種類で秋の演出ができます。オーストラリア産で春のお花、現地からの輸入ですので今の時期に多く出回ります。

花は産毛で覆われておりふんわりとした独特なテクスチャーです。オーストラリア西部原産で地下茎を持つ植物です。花は管状/筒状でチューブが枝から直接ぶら下がっているようです。横から見るとカンガルーの前足のようにもとらえられ 'kangaroo paw’ と呼ばれるようになったようです。枝の長さも70㎝と長く、ブーケにもアレンジメントにも使えます。乾燥にも寒さにも耐えられるとの事ですので、もしかしたら庭に植えられるかもしれません。ポピュラーな色は黄色ですが、外側が黒、内側がグリーン、赤やピンク、あるいはグリーン等も見たことがあります。茎がとても長く水揚げに時間がかかるために、適当な長さに切ってから処理をしたほうがよさそうです。初日に水がしっかりあがらないと長持ちしません。

花瓶で飾る場合は何度か切り戻すと先端に水が届きやすいのでよいと思います。

花言葉ref: https://hanakotoba.net/kangaroopaw/

 

ワレモコウ

久々にワレモコウに心が傾きました。サイズもいろいろあり小ぶりになるほど高額ですが、繊細で空感をふんわり埋めるには小さめがベター。レッスンではパラレルに使いました。思い通りのイメージになりました。季節の花はとても素敵。

夏の終わりから秋にかけて出回ります。日持ちは約1週間。茎はこまめに切り戻してをかけて下さい。バラ科なんて想像つきますか? 茎を見てなんとなくという感じです。ドライもOKです。

モカラ ルビー

秋色の朱赤で小さな花を探していました。やっぱり色的にはこちらが目に留まり今年も入荷。入荷の状態もよく、しかもお値段手ごろでレッスンにはとても重宝します。

モカラは人工的に交配されてできた品種です。栽培は東南アジアの国々が盛んです。蘭は花が付きすぎていると水上がりが悪く、茎についているすべての花の元気がなくなる事が多いです。そんな時は思い切って下の花2-3個、あるいはダメージが大きい花を切り落とし、茎もナイフで切り戻しをし深水で様子を見て下さい。本来蘭の花はとても丈夫で水さえうまく上がれば2週間くらいは持つお花です。切り取った花もお皿に水をはり、花を浮かべ違ったスタイルで楽しめます。よいお花を上手に手入れして楽しんで下さい。

アニゴザントス/カンガルーポー ゴールドフィーバー

久々に目にしたのでやはり買ってしまいました。茶色ともオレンジともとれる微妙な色合い、中はライムグリーンで目を惹きます。素敵な秋色、使いたくなりました。今月のお配りの花はダークブラウンのヒマワリと合わせて、シックな大人色にしてみました。風変わりなものもこの界隈のマダムたちには人気です。

花は産毛で覆われておりふんわりとした独特なテクスチャーです。オーストラリア西部原産で地下茎を持つ植物です。花は管状/筒状でチューブが枝から直接ぶら下がっているようです。横から見るとカンガルーの前足のようにもとらえられ 'kangaroo paw’ と呼ばれるようになったようです。枝の長さも70㎝と長く、ブーケにもアレンジメントにも使えます。乾燥にも寒さにも耐えられるとの事ですので、もしかしたら庭に植えられるかもしれません。ポピュラーな色は黄色ですが、外側が黒、内側がグリーン、赤やピンク、あるいはグリーン等も見たことがあります。茎がとても長く水揚げに時間がかかるために、適当な長さに切ってから処理をしたほうがよさそうです。初日に水がしっかりあがらないと長持ちしません。

花瓶で飾る場合は何度か切り戻すと先端に水が届きやすいのでよいと思います。

花言葉ref: https://hanakotoba.net/kangaroopaw/

カラー

40㎝程ですがカラーはカラー、そしてこの深いボルドー色は秋へのプレリュード! 丈が短かったのでちょっとお手頃でした!茎は緑、そしてワインレッドの仏炎苞*の淵にはわずかなライムグリーン。美しい!

特別な手入れは不要です。ただ花瓶と鋏を清潔にし、切り戻しをかければとても長持ちしてくれます。暑い夏を越してやっと出てきたお花だからこそ愛おしいですね。尚カラーは数十本に1本か2本は弱い物があります。花瓶の水がすぐ汚れるようでしたらすべての茎を点検して下さい。水がぬるくなるととろけてしまう場合もありますので早期に発見し、残念ですが処分です。

カラーは南アフリカに6種類28品種が分布。原産は南アフリカのケープ地方からマラウイ地方。茎の先端、色のついた漏斗状の部分は仏炎苞(ブツエンポウ, spathe)と呼ばれるいわば「葉」の部分となっています。中心部には肉穂花序(ニクスイカジョ, spadix)という花があります。この部分の上部は雄蕊(オシベ)部分となり、下の部分わずか約1cmは雌蘂(メシベ)になっています。

アスチルベ ピンクグロリア

とても趣のある花で、空間を埋めるトランジショナルフラワーとして使います。以前はちょっと価格は高めでしたが今年お手頃になっている事に気が付きました。水落ちしやすく4日位しか持たないのですがアレンジメントもブーケもふんわりとして優しい雰囲気となりますので手が伸びてしまいました。

水揚げは湯上げがお勧めです。一気にしっかり先端まで水を飲ませないとすぐに水落ちしてしまいます。

ーイギリス花留学ー

英国フラワースクール フラワーデザイン・オブ・ブリテン
ウッドランドコース 
2025年9月21日-25日

持続可能な未来に向けて、環境に優しいオーガニックなフラワーアレンジメントのレッスンを英国にて開催します。参加者募集中
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カラー レッドチャーム

Zantedeschia rehmanni 'Red Charm' 丈はせいぜい40㎝、深紅で夏に開花。葉はやや細長くスポットの入る美しいタイプです。茎は茶色で個性ある素敵な花です。

カラーはアンスリュームと同じサトイモ科で、花のように見えているのは苞で仏炎苞とよばれます。花は中心の棒状のもので肉穂花序と呼ばれます。

カラーは数十本に1本か2本は弱い物があります。気温が高くなる頃もし水がすぐ汚れるようでしたら、すべての茎を点検して下さい。水がぬるくなるととろけてしまう場合もありますので早期に発見し、残念ですが処分です。どの花のメインテにも言える事ですが、花瓶とハサミはいつもきれいにしバクテリアの発生を少しでも抑えましょう。今月は6月にも関わらず急に真夏日が続きお花にとっては厳しい環境でした。でも一週間ちゃんと頑張ってくれました。感謝です。

ー海外花留学ー

英国フラワースクール フラワーデザイン・オブ・ブリテン
ウッドランドコース 
2025年9月21日-25日

アルストロメリア ワイルドパープル

あまり開いていないメリアでしたが、蕾を沢山つけており茎も太くしっかりしていたため入荷しました。ちょっと残念な事に最初に咲いた花びらがすぐに落ちてしまいました。水替えの時に古い花を取り様子を見ていたところ、先端にある蕾が咲きだしました。どうもこの花の一つ一つの開花のタイミングが大きくずれていて、このような現象が起きたのだと思います。先端の小さすぎる蕾は水あげの段階でいつも処理してしまいますが、やはり遅咲きの蕾たちには力はありません。次回メリアを購入する時は花がある程度揃って開花している物を選ぼうと思います。また分岐も確認するポイントでした。花の部分の枝分かれは深いほうがアレンジメントに使う時は便利です。

南アメリカ アンデス山脈の寒冷地が原産。ハイブリッドが多く色も豊富。柔らかい花びらですがとても丈夫です。花は散形花序・茎の先端に花が分かれて付くため取り分けてアレンジメントに使えます。その場合は茎が弱いので給水フォームに挿すときは丁寧に扱ってください。切り花の部類では大変長く楽しめるお花の一つです。路地ものの花は5月から6月頃ピークを迎えますが、花屋さんで一年中入手できるとてもポピュラーなお花です。

花言葉ref: https://hananokotoba.com/alstroemeria/