ピンクの野草
野草セットの中の1本。名前が分かりません
花の色 ピンク
野草セットの中の1本。名前が分かりません
ピンクのリンドウです。赤味を多く含む紫というのが正解でしょうか。50㎝の小さなサイズで、ご家庭の普段使いにとてもハンディです。最近は様々な色のリンドウを目にしますのでいろいろ試してみたいと思います。
リンドウは夏から秋にかけて出回ります。長い茎を切り分けてアレンジメントにいれてもよし、長さを生かしてグルーピングして花瓶に入れるのも良しで万能です。花もちもよく花が終われば、つぼまった状態で茎に残るため花瓶の周りを汚すこともなく、そのままほったらかしでも大丈夫です。
竜胆の種類 http://ashiro-rindo.com/rindo_kaikaziki.pdf
花弁の先端に向けてピンクが濃くなってゆくエレガントなデンファレです。花付きもよく茎も十分しっかりしていました。タイからの輸入品です。個体差が大きく、5日でダメになってしまったのもあれば切り戻しをかけながら2週間美しく咲いている花もあります。毎日の水替えそして茎の切り戻しはこの時期は花を扱う私たちのお約束です!
蕾が早い段階で黄色く変色してしまった場合は咲きませんので茎ごと切り落としてしまいましょう。蕾だけ切り落としても先端に水が行き渡っっていないため茎もすぐに痛んできます。悪い部分はさっさと切落し今ある花を楽しむようにして下さい。
南アフリカ先端ケープの西側の木のバークが沢山ある所や岩場に生えるヤマモガシ科(プロテア)の植物です。ハートの形をしている葉はコルダータと呼ばれ、この葉も該当しています。ザラザラした触感でまさにプロテアの葉そのものです。若い葉は美しい紅色でやや柔らかくちょっと扱いにくいのですが、成長するにつれモスグリーンの肉厚のしっかりとした葉になります。10日もすると形を保ったまま茶色の美しいドライとなります。このまま秋まで取っておきたくなるくらい綺麗です!花は小さなピンク色、プロテアの形をしています。
Ref: http://pza.sanbi.org/protea-cordata
人参と同じセリ科に属します。この 'スターオブファイヤー'は茎が黒っぽく、また中心部分の花の周りに着くガクの先端にも黒がみられる種類です。湿地を好みヨーロッパの山間の森などに広く分布。A.マキシマ、A.マヨールなどはお馴染みで、白い花を付ける A,マヨールのアルバ、赤い花のA.ムーランルージュ, 薄いピンクと白の上品なコンビネーションのA.ルビークラウドなども美しいです。
Ref: https://hort.extension.wisc.edu/articles/astrantia-astrantia-major/
美しい葉を観賞する植物。インド北部アッサム地方が原産、交配により現在は2000種以上もあるとの事。乾燥を好みますが、切り花として使う場合は当然水は必要です。大きい葉の場合は水揚げが良くないため、よく観察し状態のよくない葉は切り戻しをかける必要があります。裏と表の色が違い独特な趣です。
地中海クレタ島原産のハーブ。ライムグリーンの部分はガクで花はピンク色です。丸い葉には起毛しており、産毛がはえているようでフワフワモコっとした質感です。乾燥に強く、色はそのままの状態でいつの間にかドライになっている植物です。丈は約20㎝前後、枝分かれしていますので上手に切り分けて使いましょう。小さなブーケに、あるいはアレンジメントに!
白・ピンク・赤・藍色など、咲き方もシングルからダブル、この種類のようにポンポン咲きなど様々。6日経ちましたが今の所は衰え知らず。長持ちしそうです!スプレータイプのためアレンジメントにもブーケにも使え、かなりお得感あります。
エゾギク属 Callistephus
北米の草原やや湿った土地を好む植物。キク科で本来は丈夫なはずなのですが、大変デリケートな花びらで大切に柔らかく包んで持って帰ってきました。水揚がりがとても悪く焼きを入れ丈をかなり短くしました。触れば触るほど痛んでしまい3日と持ちませんでした。夏に咲く美しい花、そしてお値段もそれなりに高価だった花だけに残念です。2017年の改良品との事。生産者の説明ではとても元気で丈夫な花との事。途中で何かあったとしか思えませんので、またチャレンジしてみたいと思います。
北米 ワイオミング州南東部、ネブラスカ、テキサス南部やメキシコなどミシシッピ川とロッキー山脈の間の草原地帯が原産。現地で咲いていた花はうす紫色、テキサス・ブルーベルという愛称で親しまれてきました。日本での交配が進み花はシングル咲き・ダブル咲き色も白、グリーンかかった白、クリーム、優しいオレンジピンク、優しい黄色、紫と白の複色があったりととても豊富です。気温の高い時期にありがたいお花です。よい物でしたら5輪も6輪も一枝につきますので華やかになります。水に浸かる部分の葉はきちんと処理をしましょう。小さなカケラでもバクテリア発生の原因になります。