花の色 橙 オレンジ

ラナンキュラス ラックスケラモス

数年前この花が出たときは1本で500円玉が飛ぶほどの高値でしたが、栽培農家も増えやっとレッスン用のお花として手の届く水準となりました。軽さが魅力でほぼ毎回様々な種類を入荷しています。かなり多くの蕾がついていましたが今咲いている花に栄養を集中される整理してしまいました。咲きそうもない蕾はできるだけ早い段階でカットしてしまいましょう。ラナンキュラスだけでなく他の花も同様です。

ラナンキュラス ラックス(Rax) シリーズは花びらが通常のラナンキュラスより少なく、一重咲あるいは少な目の八重咲で、見た目にも軽いお花です。ラックスシリーズは色も豊富でギリシャ神話からとった素敵な名前の品種が沢山あります。品種改良に携わった綾園芸さんの解説によると、花びらには光沢がありラナンキュラス+ワックスでラックスと命名との事です。

ラックスケラモスもR.アリアドネと同じように開花が進むと色が薄くなるのが特徴で、数日すぎるとほぼ白です。その変化の過程も楽しいものです。茎のかなり下から枝分かれしている為、花のサイズにバリエーションがあり大変使いやすかったです。水はやや多めに管理し、給水フォームでアレンジする場合は水切れさせないようこまめにチェックをしてください。先端に行くにつれ茎は柔らかいためフォームを使うときは優しくお取り扱いです。

ラナンキュラス オレンジ色

強く鮮やかなオレンジ色です。まだ小さいですがこの花は開花してから長いような予感です。かなり良いお育ちと見立てました。名前の記載がないので分かりませんが福島県出身です。

ラナンキュラスは西アジアからヨーロッパ東南部、地中海沿岸の原産。お手入れは花瓶の水替えの時に茎を斜めに切り戻す程度。花びらはデリケートですが、茎がしっかりした物を選べば、極めて丈夫です。

ラナンキュラスの大まかなタイプ:ELEGANCE, Clooney, Aazur & Butterfly。ELEGANCEは大型、Clooneyは手ごろなサイズ、Aazurは色の種類が多く小さめな花をつけます。Butterflyは一重の花びらで軽いタイプです。日本でも特有の呼び名があるようです。変り咲きも多く、一本一本咲き方が違い個性豊かな花ですので、とても楽しいです。

ラナンキュラス メルリーノ

花びらはフリンジがかかったフルダブル。全体が球状になるタイプのラナンです。花の形の出たかにバラツキがありますが迫力のあるサイズです。あまりにも立派で生徒さん達には選ばれませんでしたので自分で使いました。

ラナンキュラスは西アジアからヨーロッパ東南部、地中海沿岸の原産。お手入れは花瓶の水替えの時に茎を斜めに切り戻す程度。花びらはデリケートですが、茎がしっかりした物を選べば、極めて丈夫です。

ラナンキュラスの大まかなタイプ:ELEGANCE, Clooney, Aazur & Butterfly。ELEGANCEは大型、Clooneyは手ごろなサイズ、Aazurは色の種類が多く小さめな花をつけます。Butterflyは一重の花びらで軽いタイプです。日本でも特有の呼び名があるようです。変り咲きも多く、一本一本咲き方が違い個性豊かな花ですので、とても楽しいです。

カーネーション/ダイアンサス パメラ

スィートなオレンジ色の輪カーネーション(スタンダートタイプのスプレータイプでない)。茎も太く丈は70㎝の大物です。ブーケのレッスンでしたので25本束を3名で分ければ丁度かなと思い購入。残念な事に水あげの段階から花に近い部分の節からポキポキ折れてしまい、かろうじて使えたのは7本。輸送中に落下したとしてもこれほどのダメージはないと思います。花は立派だっただけに非常に残念です。ここの所見かけ倒しハズレに当たります。結構注意しているのですがやっぱり生き物ですから難しい時があります。

カーネーションは節がありますが、切る時は節と節の間を斜めに切りましょう。花瓶で楽しむのでしたら水替えの時にまた斜めに切り戻すと持ちが違います。

ラナンキュラス カラ

'カラ'はクリーム色のベースの優しいオレンジ色です。花によって色の出方はバラツキがあるのですが、花びらの淵にオレンジが強く乗ってくる感じです。全体的には優しい色合いで、ヘッドは大きめです。ラナンを選ぶ時は茎もチェックしましょう。ヘッドが大きければ太い茎のほうがベターですね。最近は良い生産者さんのお花は多少茎が細くても花首が折れる事は少ないです。ただこれは直接市場で買う事ができる花屋さんでないと見分けはできませんね。

ラナンキュラスは西アジアからヨーロッパ東南部、地中海沿岸の原産。お手入れは花瓶の水替えの時に茎を斜めに切り戻す程度。花びらはデリケートですが、茎がしっかりした物を選べば、極めて丈夫です。

ラナンキュラスの大まかなタイプ:ELEGANCE, Clooney, Aazur & Butterfly。ELEGANCEは大型、Clooneyは手ごろなサイズ、Aazurは色の種類が多く小さめな花をつけます。Butterflyは一重の花びらで軽いタイプです。日本でも特有の呼び名があるようです。変り咲きも多く、一本一本咲き方が違い個性豊かな花ですので、とても楽しいです。

パンジー ジュエリーボックス

園芸品種として1800年代に北ヨーロッパにてサンシキスミレとビオラなどを交配して生まれたようで、今日では数えきれないほどの品種があり、色も緑以外はほとんど出ています。 フローリストが使うパンジーは丈が長めに栽培されているひらひらフリルのフレンチタイプものです。茎が柔らかく吸水フォームには向きません。小さなブーケが一番この花の魅力を出せると思います。一足先に春。この時期沢山使いたいお花です。

最近は品質もよくなりぐっと日持ちするようになりました。特別な手入れは不要です。茎を時々切り戻しリフレッシュしてあげましょう。

アスチルベ

アスチルベは今まであまり使っていないお花でした。理由は水あがりが悪くまた水も下がりやすいためです。5月ころから咲くお花ですので2月は早いのですが逆に持ちはいいかなと思い仕入れました。いつもは短命ですが今回は一週間位頑張ってくれました。難しいお花ですがどことなく他にはない雰囲気です。

私たちが手にするアスチルベは A. chinensis, A. japonica, A. thunbergiiA. astilboidesの4つの品種を交配させてできています。ですので学名はなく交配を表す掛け合わせの表記となっています。Astilbe × arendsii。

水あげの方法は湯上げがよいです。細い茎ですが頑張ってナイフでシャープに切り落としましょう。茎の表面積を広げればそれだけ水あがりが良くなるはずです。

ref: https://www.missouribotanicalgarden.org/PlantFinder/PlantFinderDetails.aspx?taxonid=242008&isprofile=0&

 

 

ラナンキュラス アベロン

レモンイエローの上にオレンジが強く出るピンクの複色です。色には個体によりかなりばらつきがありますがそれでもレッスンではOKです。蕾の段階ですでに大きいためきっと大きくなると思います。あっという間になくなりました。

ラナンキュラスは西アジアからヨーロッパ東南部、地中海沿岸の原産。お手入れは花瓶の水替えの時に茎を斜めに切り戻す程度。花びらはデリケートですが、茎がしっかりした物を選べば極めて丈夫です。もし脇から枝分かれして小さな花をつけていたら切り落としましょう。ブーケにもアレンジにも万能です。水を多く必要としますので花瓶の水は少し多めに。

ラナンキュラスの大まかなタイプ:ELEGANCE, Clooney, Aazur & Butterfly。ELEGANCEは大型、Clooneyは手ごろなサイズ、Aazurは色の種類が多く小さめな花をつけます。Butterflyは一重の花びらで軽いタイプです。日本でも特有の呼び名があるようです。変り咲きも多く、一本一本咲き方が違い個性豊かな花ですので、とても楽しいです。

キルタンサス

かなり彩度が強い朱赤で非常に目立ちます。南アフリカの球根植物で7月から2月位まで大変開花時期が長い種類です。管状の花が放射状に広がりこの形も独特。鮮やかな黄色が目に留まりますね。ほのかな香りも楽しめまるはずですが今回はあまりかんじませんでした。茎が大変柔らかいためアレンジよりもブーケ向きです。白や黄色もあります。

白 Cyrtanthus mackenii var. mackenii 南アフリカ共和国クワズール・ナタール州の南部(KwaZulu-Natal)原産
黄/クリーム色 Cyrtanthus mackenii var. cooperi クワズール・ナタール州より少し南の東ケープ州に分布

スプレーマム バルティカサーモン

一つの花は4cm~5cm位。スプレー咲きにしては大きいサイズです。本来は秋の花。一年中入手できますが、特に旬の季節が終わった春に咲かせるのは手間と苦労が多いと思います。その分料金に乗るのですが今回はとてもお手頃でした。思わず花だけ確認して持ち帰りましたがやはり茎は細くなんとなく頼りない感じでした。旬の物は旬に使うがベストです。

水に浸かる部分の葉はすべて処理。茎には何もついていない状態にし、斜めにナイフで切り花瓶に入れましょう。水揚げは手折でも、斜めにナイフでカットでも。元気な菊はどのような方法でも水は簡単に上がります。花瓶に入れた場合のお手入れは切り戻し、そして無駄な葉を取り除く事です。菊は菊、丈夫ですので細くても一週間は確実にお楽しみいただけます。