バラ ブルーオーシャン
外側はとても薄いベージュかかったくすんだモスグリーン、内側はピンクの複色。蕾の状態ではシックな色合いですが、最近はこの外側にあるようなくすみ系の色が流行しています。この何とも言えない外側の色が気に入り入荷しました。
非常に立派な個体で長いステムのままブーケにしています。水替えのたびにナイフで茎を深めの斜めに切り落としてください。一般のバラよりも少し長くお楽しみいただけると思います。
花の色 緑
外側はとても薄いベージュかかったくすんだモスグリーン、内側はピンクの複色。蕾の状態ではシックな色合いですが、最近はこの外側にあるようなくすみ系の色が流行しています。この何とも言えない外側の色が気に入り入荷しました。
非常に立派な個体で長いステムのままブーケにしています。水替えのたびにナイフで茎を深めの斜めに切り落としてください。一般のバラよりも少し長くお楽しみいただけると思います。
爽やかなミントグリーンのスプレーカーネーションです。長いまま使用するフラットブーケに入れる目的で入荷しました。スプレータイプのカーネーションは花と花を繋ぐ役目があり、アレンジメントには切り分けて使えとてもエコロジカルなお花となります。しかしサイズの大きなスパイラルブーケに使用する時は、長さが必要なため分かれている枝の部分をかなり切り落とさなければなりませんのでロスが出ます。花の特徴を知る事はロスを少なくする事にもつながりますのでいろいろと経験してみて下さい。今回もとてもよいお花に当たりました。感謝です。
茎は節と節の間で斜めに切りましょう。先端につきすぎている蕾を落とすとすっきりして使いやすくなります。エチレンガスに弱いため、果物のそばには絶対に置かない事。アレンジメントに傷んだ花や葉がある場合は即処分してお手入れしましょう。
グリーンの花でアネモネのように開花します。花びらはダブルでワサワサとしていて、名前にあるようにライオンのたてがみのようです。あまり濃いグリーンの花はないのでちょっと物珍しく入手に至りました。小ぶりですので大きな花と花の間に入れるのにはちょうどよいサイズだと思います。こんな風に咲く深い緑の花、バラはありますがその他の花は思い当たりません。もし何かありましたら教えて下さい!
ラナンキュラスは西アジアからヨーロッパ東南部、地中海沿岸の原産。お手入れは花瓶の水替えの時に茎を斜めに切り戻す程度。花びらはデリケートですが、茎がしっかりした物を選べば、極めて丈夫です。
ラナンキュラスの大まかなタイプ:ELEGANCE, Clooney, Aazur & Butterfly。ELEGANCEは大型、Clooneyは手ごろなサイズ、Aazurは色の種類が多く小さめな花をつけます。Butterflyは一重の花びらで軽いタイプです。日本でも特有の呼び名があるようです。変り咲きも多く、一本一本咲き方が違い個性豊かな花ですので、とても楽しいです。
薄い黄緑色で背丈は役40-50㎝。3月上旬の今の時期一瞬しか出回らないお花です。すらりとして風に揺れる姿は情緒があり茶花に使われます。原産地はカザフスタン、ウズベキスタンやキルギス、タジキスタンから新疆ウイグル自治区の中央アジアです。
お正月には非常に高値でしたが今はとてもお手頃。ご近所の方の定期便用に入荷しました。一年中生産されているのですが冬の季節に流通量が増えます。優しいグリーンの色で心癒されます。
ネパール、ミヤンマーや中国の山岳部の冷涼なエリアが原産です。春に花をつける春蘭の仲間で、一年中入手できますが、初冬から本領発揮する花です。優しい香りも楽しめる品種が多く、アレンジにも活け込みにも向きお正月に用意したいお花の一つです。花が多く付きすぎていると水の上りが悪く難しい時があります。ファレノやシンピジュウムなど立派なラン程花が多く付き水揚げが悪いものです。万が一花が萎れてきてしまった場合は、下の花数個を切り落とし、思い切って短く茎をカットしてください。消毒したナイフで大きく斜めに切ると表面積が広がり水上りも早くなります。
徳島県が日本一の生産地です。ref: シンピジューム
花言葉ref: https://hananokotoba.com/cymbidium/
いつもは5月位に使うお花ですが、もう市場には並んでいます。値段が高いのは承知なのですがやはり手にしてしまいました。今の時期はどの花も長持ちしますのでその分のお値段と捉えています。
流通名はビバーナム・スノーボール。こんもりと花が密集して若枝の先につきます。蕾の状態はライムグリーン、開花が進むと白になります。ガマズミ属の植物の花は白やピンクが多く香る物もあります。花が終わると赤い実をつけます。しかしこちらのV.ロゼウムに関しては実はつきません。ブーケなどにいれるとふわふわと揺れ爽やかなライムグリーンの色と共に初夏を感じさせるお花です。水揚げがやや難ですが、上がれば長持ちしてくれます。小さな花は茎が柔らかくアレンジメントには扱いにくいです。
清潔なナイフでシャープに切り込み、花瓶の水を替える時にさらに切り戻しをして楽しんで下さい。クロンキスト体系等の旧分類ではスイカズラ科に属していました。
ふわふわとした小さな風船を付けたようなお花です。欧州の牧草地等に自生。6~9月に花を付け、丸く膨らんでいるのはガクで白い5枚の花弁が付いています。本来は初夏のお花2月に入手できるのはちょっと早いかなと思いつつ、花は軽く風に優しく揺れ、茎も細く試験管に入れるのにとても重宝です。日本にも帰化しているようですが、私の家の周りでは見た事がありません。
国産のマムもデリケートな花にはネットがかけられています。花は保護され傷みにくくまた花粉も飛ばず大変ありがたいです。ネットを外すとハラハラと花びらが展開しその大きさに驚く方も多いと思います。お正月はこの位の迫力あるマムもよいかと思いました。このマムについてはメーカーのサイトでとても詳しく説明がのっています。これもありがたいです。https://www.deliflor.co.jp/lineup/?id=65875
輪菊をディスバッドマムと呼ぶ事も多いです。disbudー脇芽を取り除き一輪菊として栽培されているという事です。
細長い花びらをもつスパイダー咲きのマムです。色はちょっとライムの混じったカラシ色。珍しいかなと思いました。今年はすべてが高値。ヘッドは中くらいのサイズ、長さも十分でしたが茎が細かった。たいていお正月に入荷するマムは3週間位長持ちするのですが、皆さんのお家ではいかがでしょう?手元にのこっていませんので、お知らせください。
最近は輪菊をディスバッドマムと呼ぶ事も多いです。disbudー脇芽を取り除き一輪菊として栽培されているという事です。そんな事は昔からやっていた事で今更言う事もないのですが、英語での表現でsprayとsingle stemで頭文字が重なるよりsprayとdisbudで明確に区別がつくほうがよいのかなとは思います。さて、脇芽をそのま成長させると、スプレータイプになるのでしょうか?
キク科やセリ科の植物にとても激しいアレルギーがあり、最近は花をセロファンやネットで巻いた状態で写真を撮っています。
ケールなどの野菜から人工的な交配により作られた植物です。ヨーロッパの地中海沿岸あたりが原産。ケールはブロッコリーやカリフラワー、芽キャベツなどの原種で、紀元前から自生していたそうです。日本ではポットフラワーとして流通量の多い植物ですが、お正月ともなると丈の長い葉牡丹が用いられます。アブラナ科で寒い環境で葉の色も濃く出ます。ひらひらと大きな葉を展開させてくれ目にとまりやすいです。寒い環境が好きです。特別な手入れはいりませんが、花瓶の水を替える時に切り戻すとよいです。
家の中では5日位が限度。特に小さなものはもちが悪く周りから枯れてきて葉もおちてしまいました。暖かい部屋にあるのは特に短命。お正月の時期は華やかでよいのですが、市場の入荷日もお正月までにはちょっと時間があるため次回はよく考え品定めをしっかりといたします。
日本には江戸時代観賞用の植物として渡来、以後日本で品種改良が盛んにおこなわれました。丸葉でロゼット型に広がりバラのような形や、ケールの特徴そのもののひらひらフリンジタイプ。切り込みが深い葉のタイプなどいろいろありますね。深い色の品種も見られます。