花の色 白

ヘラボレス/ヘラボラス オリエンタリス

交配された園芸品種だとは思いますが、詳細は分かりませんのでとりあえずヘラボレス 'オリエンタリス'としました。本物のH.'オリエンタリス'はロシアコーカサス地方からトルコ北部黒海沿岸に自生する原種系の花で、交配種であるレンテンローズの親となっています。寒い時期から頭を持ち上げ水仙の咲く頃にはぼちぼち終わりになります。色のついている部分(白やピンク)は実際は萼片なので中心の花粉が付いた分が終わっても長くその姿を保っています。この花のコレクションをしている方も多くいらっしゃると思います。ブーケに向きます。

水あげはそれほどよくありません。同じ束の中でも個体差があります。入試したらすぐにぬるま湯(40度くらい)にかなりの深水で一晩おきます。その後は切り戻し普通に管理すればよいのですが、本当に個体差があり長く持つもの、すぐに萎れてしまうものいろいろです。水がすぐ下がるので給水フォームを使うアレンジメントには向きません。最近は茎に沿って切り目を入れるという方もいらっしゃるようですが、入手した段階で湯上げしてしっかり水を吸わせてしまえば、あえて茎を傷をつけなくてもよいと思います。上手く保ては3週間くらい楽しませてくれます。お値段が高い理由はここにありますね。

アネモネ レバンテビアンコ ホワイト

西アジアからヨーロッパ東南部、地中海沿岸が原産のキンポウゲ科のお花。赤、紫、白など目に留まりやすいビビットな色が多いのですが、心和む優しい色合いでしたので購入。アネモネは少しずつ花瓶の中でも成長します。ブーケの中で一つだけ背が高くなってしまい、アネモネの’私を見て’というアピールが始まります!水をよく吸いますのでこまめに水量をチェックしましょう。今回のA.'レバンテビアンコ'はぽってりとしていて優しいお色目ですが、中心はナス紺色でなかなかのお洒落さんです。フルダブルのはずですが、この束はちょっと軽くて可憐なイメージです。

2年前に安物に飛びついて大失敗をしましたので、今回はしっかりと確認しながらお花を選びました。

 

ラナンキュラス 竜宮美織

白地にうっすらとピンクがかかる複色で、中輪でフリンジ咲きの可愛い品種です。今回は白地でしたが、ロットによってはレモンイエローの時もあります。こちらがその時のお花です。栽培されている栄養状態や環境によるのだと思います。バリエーション豊かと捉え、その時その時に好みのお花を選べばよいと感じます。

ラナンキュラスは西アジアからヨーロッパ東南部、地中海沿岸の原産。お手入れは花瓶の水替えの時に茎を斜めに切り戻す程度。花びらはデリケートですが、茎がしっかりした物を選べば、極めて丈夫です。週中で切り戻しをかけ茎をリフレッシュしてあげると実際は10日位お楽しみいただけます。

ラナンキュラスの大まかなタイプ:ELEGANCE, Clooney, Aazur & Butterfly。ELEGANCEは大型、Clooneyは手ごろなサイズ、Aazurは色の種類が多く小さめな花をつけます。Butterflyは一重の花びらで軽いタイプです。日本でも特有の呼び名があるようです。変り咲きも多く、一本一本咲き方が違い個性豊かな花ですので、とても楽しいです。

フリージア アンバサダー

白いフリージアです。3月にもなると花も茎も大きく立派なお花です。F. 'アンバサダー' は気品漂う素敵な品種です。今回はたった一束の入荷で入手できたのはとてもラッキーでした。

アフリカ南東部、ケニアから南アフリカのケープ州の原産 花びらはシングルかダブル、色は白、クリーム、オレンジ、赤、ピンク、赤紫、ラヴェンダーや紫など様々。現在の一般的なフリージアは、19世紀に F. refracta and F. leichtliniiとの交配種を基にして掛け合わせたものです。芳香もあり一つ一つ順番に花が開花するため一週間くらい楽しめます。枝分かれして小さな蕾が2個くらいついている事もありますが、これはよい花が咲きませんので切り落としましょう。葉も途中で枯れてきますのである程度は整理してしまう方がよいと思います。萎れたフロレットはすぐに切り取りましょう。

英語の花言葉に友情という意味があります。卒業式に配られるのはその花言葉からだと思います。フリージアも3月から4月がピークとなり、旬の季節となってきます。

チューリップ 白とピンクの複色

白地にうっすらとピンクがかかるフリンジ咲きのチューリップです。わずか35㎝程のとても小さいチューリップです。チューリップを複数用いたアレンジメントの為、形、サイズを変えようと思い手にしました。パッケージを開けたらなんと花は茎の先端に2つついていてちょっと使いにくい。栄養も分散され短命に終わりそうだったので、一つを切り落として使いました。購入時に上から見ただけでは分かりませんでした。とは言え横から見ても葉に覆われてこの事実はわからなかったと思います。でもどんなアイテムでもつかいこなしてこそプロです。花が開けば華やかですので背の高い花の間にいれました。

チューリップは中央アジア イランパミール高原、ヒンドゥークシュ山脈、カザフスタンステップ地帯、西アジアのトルコアナトリア地方が原産。

チューリップ ビューティトレンド

白地で、花弁の両脇太いピンクのラインが入るチューリップです。入荷した時から60㎝ありましたので大型です。あまり見慣れない品種でしたのでプレゼント用に購入しまた。とても可愛いと喜んでいただけました。このトキメキは人生大事ですよね!

3月半ば過ぎるとハウスもののチューリップはもう終盤。気温も高く5日位で終わりそうな感じがします。それでもやっぱりチューリップ。大好きな花は買いたくなります。

チューリップは中央アジア イランパミール高原、ヒンドゥークシュ山脈、カザフスタンステップ地帯、西アジアのトルコアナトリア地方が原産。

アリウム コワニー

一本の茎の先端に小さな花が密集して180度散らばりながら咲く散形花序。真っ白な色は美しく、レースフラワーの花粉が苦手は私には大切な一本です。何と言ってもうねりがある茎が魅力でナチュラルアレンジメントにはもちろん、少し造形的で装飾的なアレンジメントにもリズムをもたらせてくれます。ネギの仲間ですので茎は柔らかくデリケートなのですが、普通に扱えます。

ユリ科に分類されていましたが、今はヒガンバナ科です。ほのかなネギのような香があり英語ではガーリックやオニオンとつくニックネームがたくさんあります。球根植物で本来は春から夏に咲く花です。蝶々は好みのようですが蜂はまったく関心がないようです。冬一月頃から出回り寒い時期はとても長持ちします。

common names: Naples Garlic, Daffodil Garlic, false garlic, flowering onion, Guernsey star-of-Bethlehem, star, white garlic and wood garlic

 

チューリップ フラッシュポイント

白とピンクが混ざる複色で八重咲き品種です。あまり大きくないのですが開くのが楽しみです。ナチュラルテーストのベースアレンジメントに使用します。

チューリップは中央アジア イランパミール高原、ヒンドゥークシュ山脈、カザフスタンステップ地帯、西アジアのトルコアナトリア地方が原産。

チューリップもアネモネと同じで切り花になっても開閉運動しながら毎日楽しい変化があります。今日ポジションを決めても明日になると違った方向にむいている事もざらですので、そこはこのお花の特徴という事でご愛嬌デス! ちなみにチューリップの開閉運動(または傾性運動)は温度に影響されるとの事です。気温が低い時は花びらの外側が伸び、高い時は花びらの内側が伸びるそうです。暖かい部屋ではこれがチューリップというくらい大きく花が開き、原型をとどめないほど変貌していますね。チューリップの葉を処理する時は茎を傷つけないように気を付けてください。ナイフを使う場合はゆっくりと慎重に!レッスンではナイフで葉をきれいに落とす方法もご紹介しています。

ユキヤナギ 小雪

2月から3月にかけて、この花を入れなかった事がないくらいです。空間を埋め、花と花を繋ぐのにはとてもよい花材です。3月になるとボチボチ路地物が咲いてきます。お値段もお手頃になります。

日本、中国西部原産。薄いピンク色もあります。春寒い時期から出回りますが、気温が低いとなかなか開花しませんので暖かいお部屋で楽しみましょう。小さい花ですが、一本についている枝数が多いため開花するとボリューミーになり素敵です。枝の間に春色の花を加えて飾ってみて下さい!フィラーとしてはコスパ抜群でです。

コデマリ

水あげがあまりよくない植物ですが、アーチ状に柔らかく曲がる茎がエレガントで時々使用しています。葉も花も大量についているため少し整理して深水で水あげするとよいでしょう。茎を割ったりナイフでシャープに削ぎ切りしたりいろいろと試してみて下さい。また茎が長すぎる場合もありますので、思い切り切ってしまうのもよいと思います。今回トライアンギュラーのツインアレンジメントの足元を覆うグリーンの代わりに入れようと思いましたので、丈は短く切っています。