白

花の色 白

スプレーカーネーション カルミナクララ

カーネーションはもともと春、母の日の辺りに旬を迎える花です。でもあまりにもコスパがよい花ですからかなり昔から一年中栽培されるお花となり流通も周年です。なるべく地産地消を心かけているため、この時期国産を見つけて小躍り!パッケージの本数も確認せずバスケットに入れてしまいました。後ほど生徒さんからご自宅へ帰る途中数本が折れてしまったとのご報告。私自身も使ってみて茎の弱さは感じていました。花は季節も大事です。やはり旬に勝る物はないですね。皆さんもちょっと冷静に考えてから購入しましょう。

カーネーションのように年入手できる花は、フローリストにとって大変ありがたい存在です。枝分かれしたカーネーションをスプレータイプと呼び、アレンジメントの大きな花と花の間にいれるトランジショナル=繋ぎのお花として大活躍します。今回は大きくふんわりと広がりを持たせたオーヴァルのアレンジメントに使用しました。枝が深いところから分かれているのは使いやすく重宝します。

トウガラシ 'レッドフィンガー'

黒の唐辛子を探していましたが、ついに出てきませんでした。でもやっぱりハロウィンにはマストハヴ(must-have)なアイテムなのです。美しい赤の唐辛子を使う事にしました。生徒さんは上手に作品に使っていました。はあ、私の取り越し苦労だったようです。

南米メキシコなど熱帯のエリアが原産。現地では多年草ですが、日本では一年草として扱われます。真っ黒/真赤な種の袋が上を向いて付くので使いやすいです。ハロウィンのアレンジメントにはなくてはならない黒。黒い唐辛子は丸いタイプのコニカルブラックという種類もあります。これもユニークです。

ファレノプシス/胡蝶蘭

白の胡蝶蘭は高貴で目を惹くため、慶弔のどの場面でもアレンジメンントを格上してくれます。今回はご発注時に少し華やかにとのリクエストでしたのでオンシジュームと合わせた花束にいたしました。ラン科の仲間同士の組み合わせはとてもエレガントに仕上がります。

東南アジア生まれです。花を扱う時のナイフはいつもしっかりと消毒をし、夏の時期は少しこまめに水替え&切り戻しをかけて下さい。暑さには強い花ですので一週間はお楽しみいただけると思います。上手に管理すればもっと長持ちします。花が付きすぎている場合は水落ちする場合があります。そんな時は数輪を切り落としもう一度茎をシャープにそぎ落として様子を見て下さい。適切な処理をタイムリーにかけてあげればちゃんと水は上がってきます。

 

ハイブリッド スターチス シネンシス キノブルーム

ひと昔前はスターチスとよんでいましたが、現在の属名がリモニウム、ですので私はリモニウムと呼ぶ事にしています。このシネンシス系は台湾などの宿根品種との交雑の園芸品種です。萼片に色があり、ドライになっても色は褪せずに残ります。夏から初秋の花ですので、水が多いと茎がぬめりますので、できるだけ少な目に管理しましょう。夏はやはり傷みやすいので今頃がお勧めです。ドライにしてもふんわりと空間を飾ってくれます。小さく枝分かれしていて切り分けて使えるためアレンジメントにブーケにと万能です。イソマツ科にアレルギーがある方はちょっとご注意下さい。花粉が飛ぶと私も敏感に反応してします。

細い茎ですがぬめりやすいので浅水管理がお勧めです。丈がかなり長いのでどんどんと切り戻しをかければ長くお楽しみいただけます。

リモニウムの3種については花ブログでメモしました。

バラ オートクチュール

フリンジ咲のグリーンかかった白。開花してもグリーンを感じるとてもノーブルなバラです。ウェディング時にはかなりの頻度で発注をするお花の一つです。今日はレッスン用で探していた所、茎の細い物が出ていました。ラッキーです!コサージュに使いますので茎は切り落とします! 昨年の10月もそんなチャンスがありました。

水につかる部分の葉はすべて落とし、消毒したナイフで茎を斜め切り。深めにいれると水あがりが良いです。花瓶の水替えの度に切り戻しをかけると切り口がリフレッシュされ水分も保たれやすくなります。フォームを使う時は水切れさせないようにチェックして下さい。

ワックスフラワー ニーナ

オーストラリア原産で春から夏のお花。南半球はちょうど季節が逆の為日本では秋から冬に入荷する植物です。9月中旬以降は気温も下がり草木も扱いやすくなります。久々に見るとどうしても欲しくなってしまいますが、何よりもシーズン走りの花は栄養が十分で良質なお花が多いです。という理由で今年も早々に購入しました。家に残した小枝でさえ、蕾がつぎつぎと咲き、かなり長く楽しむ事が出来ました。昨今の急激な物価高で花の値段も例外ではないので、長く楽しめるお花は本当にありがたいです。

草木の為水のあがりが悪いです。水に浸かる葉はもとより、少し上の方まで葉を落とすと水が上がりやすくなります。沢山花が付きすぎている場合も整理したほうが無難です。清潔なナイフで茎をカットしてください。

花言葉ref: https://www.language-of-flowers.com/hana/se-79/

アスパラガス セタセウス / プルモーサス

緑濃くデリケートで細かい葉(実は枝が退化した茎)は花をよく引き立てます。9月中旬白くてとても小さな花が葉の先端に付き始めます。この美しい葉はフォーマルの場でのアレンジメントやブーケ、コーサジュやボタンホールなど、エレガントな雰囲気が必要な時によく利用します。南アフリカ原産の為やはり暖かい季節のほうが植物は元気です。見た目よりとても丈夫で長持ちです。私が学んだ時はアスパラガス プルモーサスと覚えましたが、過去の学名との事です。ref: https://en.wikipedia.org/wiki/Asparagus_setaceus

観賞用アスパラガスの種類

  • A. foxtail fern (Asparagus densiflorus ‘Meyeri’ ), commonly plume asparagus

  • Sprenger Asparagus / Sprengeri fern (Asparagus densiflours 'Sprengeri'), commonly A. emerald fern.

エリンジューム マジカルブルーラグーン

普段はあまり使わないお花ですが、たまにはちょっと変わったのもよいかと思いお配りのお花としてご用意しました。尖った葉に尖った苞が特徴です。今回の物は美しいグレーイッシュな紫。ヨーロッパ原産で冷涼な気候を好みますので、日本でも北海道や長野など比較的涼しいエリアでの生産が盛んです。秋口から冬にかけての利用が多いのはそのためです。ドライでも楽しむことができます。

セリ科ですので、私には強い花粉のアレルギーがあります。もしアレルギーで花粉症の症状が出る場合は別の部屋で管理するのがよいと思います。万が一アレルギーの症状を感じる場合はお知らせください。

タラスピオファリム / 西洋ナズナ グリーンドラゴン

花というか実と言うか、ぺんぺん草の種の部分です。花は白ですが、花が終わり種のなると緑色です。栽培されている物はかなり背も高く、分岐も深いため切り分けてフィラー(空間を埋める小さな花)として使います。コスパ抜群で、春中盤よりよく見かけます。そのため見かけると購入しレッスンのブーケやアレンジメントにいつも大活躍です。今回は先月のタラスピオファリムよりしっかりとした立派なものが手に入りました。今月もバラ'リメンバランス'のハンドタイドブーケに使用しています。

アブラナ科でマスタードと同じ部類との事ですが、農薬を使っている可能性があるため食べないほうが無難です。ヨーロッパ原産、比較的冷涼な気候を好みますが、出回る頃は春か初夏、水切れさえしなければ問題ありません。尚、アブラナ科にアレルギーのある方は気を付けましょう。花が咲けば当然花粉も飛びます。

セファランサス

セファランサス、初夏に白い球状の小さな花を沢山つけ、秋にはベリー状のコロンとした赤い実となります。庭木でご近所にもありなんだろうといつも思っていたのですが、今解決しました! 葉は水が落ちやすいため適度に整理して使うとよいです。草木ですので、ナイフで深くそぎ切りし、深水で一晩様子を見ましたが、今のところ問題なさそうです。