リューココリネ アンデス
やっぱり暖冬なのですね。今の時期に非常に立派なリューココリネを手にしました。今回はインパクトのある紫と赤の複色。甘い花たちの中に入れて少し引き締め役として活躍してもらおうとの狙いです。芳しく甘い香りです。
南米チリ原産の特有種 芳香があり白、紫、紫に赤などの複色もあり。学名にあるLindl.は John Lindley 英国人の植物学者/蘭研究者(Orchidology)
花の色 赤
やっぱり暖冬なのですね。今の時期に非常に立派なリューココリネを手にしました。今回はインパクトのある紫と赤の複色。甘い花たちの中に入れて少し引き締め役として活躍してもらおうとの狙いです。芳しく甘い香りです。
南米チリ原産の特有種 芳香があり白、紫、紫に赤などの複色もあり。学名にあるLindl.は John Lindley 英国人の植物学者/蘭研究者(Orchidology)
定年退職を迎えた女性の方への贈り物としてオーダーを承りました。実は同じ歳、自分がもしもらう立場であったらどんな感じのお花が嬉しいかと考えました。何かインパクトが出るものが欲しいと思い、だったら赤い花!バラは比較的短命、だったらもっと長く楽しめるお花とあれこれ考えラナンキュラスの赤に絞りました。お仕事場が東京都府中市の鳩林荘の事務所。事務所の敷地にあるゆかりのグリーンを入れ、長年お疲れ様と思いを込めてお作りしました。お気に召されるとよろしいのです。花言葉は「あなたは魅力に満ちている」。これからも充実した日々をお過ごしください。
ラナンキュラスは西アジアからヨーロッパ東南部、地中海沿岸の原産。お手入れは花瓶の水替えの時に茎を斜めに切り戻す程度。花びらはデリケートですが、茎がしっかりした物を選べば、極めて丈夫です。
赤が強いピンクです。花期は11月から2月頃まで。色の出ている苞はつややかで葉に痛みのない物を選びましょう。水はあまり必要としないとの情報もありますが、それは根があっての事。むしろサイズが大きい分お水はたっぷり必要です。水あげは丁寧に行い、開花を確認してから出荷です。開いてしまえば2週間はフレッシュな状態で楽しめます。茎はシャープに斜め切りです。ナイフを使いましょう。ドライでお楽しみになる場合も一度はきちんと水揚げし綺麗な花の色の状態でドライにすれば一年は色も形も綺麗です。
交配により輩出された園芸品種です。Leucadendron laxum or Leucadendron lanigerum hybrid。ギザギザした萼に包まれていて個性的。スプレータイプですので、切り分けて使う事もできます。ドライになってもよい感じです。
入手後はしっかりと水揚げしましょう。長い場合は丈を短くするとみずあがりがスムーズです。とても長持ちしてくれます。
グレヴィリア 'アイヴァンホー' Grevillea 'Ivanhoe' は切り込みが深い特徴的な葉。グレビリアはヤマモガシ科のプロテアと同じグループで、乾燥に強くフレッシュで楽しんだ後、ドライでも利用できます。
特別な手入れは不要で、茎を斜めにカットするだけです。
落ち着いた色のリクエストで、こんなに深い色となりました。まだ蕾の状態でよくわかりませんので、写真にはコントラストを低くして光の調整をしています。本来はオレンジが淵でブラウン系の色だったと思います。ベージュ系、赤系などに合わせるとよいと思います。咲くのが楽しみですね。品種名は'Majesty’-威厳という意味がありますが、このなんとも言えない色と風格からきているのでしょうか。
水につかる部分の葉は全部カットし、しっかりと水揚げ。その後は茎を切り戻すだけ。まだ気温が高い日もありますので水の温度注意です。
いつもは花としての利用ですが、今回は実、いわゆる種に変化する途中の物です。写真右上がお花の蕾、そして左下のボンボリがシードポットの部分です。小さくていがぐり頭のような様子ですが、これがまた花と花の間にいるととても可愛いいのです。オーダーのお品にとちょっと背伸びして購入してしまいました。
地中海 ユーラシアの温帯から亜寒帯 アフリカ北部 西アジアにも分布。冷涼で水はけのよい土地を好みます。日本の湿気は特に苦手で秋から冬の利用がお勧めです。茎がとても長いため高めにポジショニングもできます。ブドウの蔓のフレームを使ったブーケなどには、このナチュラル感がたまらなく素敵です!お花は様々な色があり、それらは優しく他のお花をサポートしてくれるお花です。
スィートピーは香りのする春のお花の一つですが、先週から見かけています。軽さを出したかったので数量が多かったのですが購入に至りました。ギリシャのクレタ島、イタリアのシシリアなどが原産です。原種は黄色だけがなかったようですが、今の園芸種は何でもありです。ただし人工的に色を吸わせてある物はあまり美しさを感じません。沢山の数を購入せねばならず、ご近所の皆さんにお求め頂きました。ご協力ありがとうございます。
'ルビー' と名付けられていますが、実際はオレンジ混じりの赤です。モカラはシンガポールにて、ラン科のアスコセントラム属、バンダ属とアラクニス属を掛け合わせて作られた育成種です。それぞれのよい所を取って生まれた品種ですので、色もよく日持ちもします。本来暖かなエリアの花の為冬の寒さはとても苦手です。暖かさを好むラン類、アンスリュームなどは適温で管理してください。水あげがスムーズですと一週間は花の色も褪せず楽しむことができます。この花は状態のよい物とそうでない物のギャップが大きいので確認が必要です。海外からの輸入は必ずしも上等なものばかりではありません。モカラを購入する時は花がくたびれて下向きになっていないかよくチェックしてください。上手く水が上がっていればハリがあり写真のように綺麗です。
蘭は一つの茎にいくつもの大きな花が付くため、飾っている途中元気がなくなってしまう場合もあります。そんな時は下の花2-3輪を潔く切り落とし、茎をナイフで斜めに大きくカットして新鮮な深水に入れて下さい。
モカラと同じように人口的に作られたランがもう一つあります。おなじみのアランダです。こちらもとても綺麗、むしろモカラより水あがりはよいと思います。どの花にも言える事ですが、なるべく清潔な花瓶とお水を用意してあげて下さい。鋏の消毒も忘れずに!
もうリューカデンドロンが出回る時期になってしまいました。11月から12月にかけてアフリカから輸入されます。乾燥してくるとしっかりと実物になりますので、花瓶に残っても捨てないように! フレッシュで良質なものほど茎が柔らかくナイフがよく入ります。水は一日おきくらいに取り替え、常に綺麗な状態にしておくことが肝心です。これはどの花にも言える事ですね。余分な葉は処理すると水揚げもよくなります。