複色
花の色 複色
スイセン タヒチ
’タヒチ’は八重咲の栽培品種で外側の花被片もちゅしんぶお副花冠もダブル。ラッパ咲も可愛いのですが、中心部がフリフリ外側はぽってりとした雰囲気も魅力的でした。水仙は英国王立園芸協会で大きく14類に分類されとても数えきれないほどの品種があります。こちらも復活祭(イースター)前の四旬節(レント)の時期に咲くためレントリリー、イースターフラワーなどとも呼ばれます。復活祭に持つレースを付けたブーケが作りたくこちらの花になりました。たいへんデリケートなお花ですので優しくお取り扱いしてください。
やはり寒い時期のほうが花持ちはよいようです。この花は切ると茎から粘った液が出ます。この液は他の花に悪い影響を与えてしまいますので単独で水あげをしてください。一日個別管理の後は他の花と一緒に花瓶にいれても大丈夫です。念のため液が手についた時はすぐに洗い流してください。
ref: https://mikawanoyasou.org/data/suisenengeishu.htm ←いつもとても詳しく解説されています
ダリア ルル
うっすらとピーチが乗った白地、花びらのサイド部分に赤のラインが入る'ルル'。上品でおとなしい色です。切り花のダリアは比較的花持ちが悪いのですが、華やかさがとても魅力で人気です。
ダリアはもっとも栽培品種が多くRHS(英国王立園芸協会)での現在の登録数は5万7000種以上との事です。
ref: https://mikawanoyasou.org/data/daria.htm
キンギョソウ ネオバタフライ
黄色、薄ピンク、濃いピンク、ピーチに赤など、色のグラデーションが美しい物が多く、青以外の色があります。庭先では春から夏にかけて咲きますが、花屋の店頭では12月から並びます。日持ちは1週間としましたが、花瓶に入れて切り戻しをかければもう少し長く楽しめます。暖かくなっても花持ちはあまり変わらず一週間楽しめます。茎が太く全体的に力強くしっかりしたものを選びましょう。
食用(エディブルフラワー)でも流通があります。
ラケナリア 春のほほえみ
青みが強い黄色で、先端にピンクが入る事も。早春から出るお花ですが、なんだかこちらも外せません。ムスカリのような茎、少し柔らかいのでもしアレンジメントに使うのでしたら、フォームに穴をあけながら差し込むといいと思います。ブーケにすれば一週間は問題ありません。
ナミビアや南アフリカケーブ地方に多く自生している球根植物。約133種類もあり、日本での栽培は約40年ほど前から。小さな植物ですが結構長く咲いていてくれます。ナチュラルコンポストにこだわる生産者さんの努力の賜物だと感じます。他の品種には白のペルーシ種、紫、ピンク、オレンジ、あるいはグリーンとオレンジなど複色もあり毎回の出会いはちょっと目新しく感じます。今回は鮮やかなライムグリーン。品種名の'春のほほえみ'というイメージよりもうちょっとパワフルで主張があります。
ナミビアや南アフリカ原産の植物です。いろいろ種類あります。
https://www.pacificbulbsociety.org/pbswiki/index.php/lachenalia
リューココリネ ストライプブルー
見かければかならず購入するお花です。水があがればとても強い花ではありますが、茎が繊細ですので扱いは丁寧に!小さなブーケ向きです。
南米チリ原産の特有種 芳香があり白、紫、紫に赤などの複色もあり。こちらは交配品種。この交配品種はやはり香は弱いです。学名にあるLindl.は John Lindley 英国人の植物学者/蘭研究者(Orchidology)
ラナンキュラス ジロンド
鮮やかな黄色に中心部がグリーン。ユニークな形をしていてどこかワイルドさも残ります。イースターのテーマカラーである黄色。中心部のグリーンもさわやかで、ブーケやリースに使用します。今年は特に小さめのサイズ。藁のホルダーの中に入れて使いたいためです。
ラナンキュラスの花弁は200枚近くもあるそうです。頭が重いので茎が太い物を選びましょう。水を多く必要としますので花瓶の水は少し多めに。花瓶の水を変える時に切り戻しをかけ茎をフレッシュに保ちましょう。給水フォームを使ってのアレンジメントの場合は水切れを起こさないように注意してください。ちょっとのケアでとても長持ちします。
ラナンキュラスは西アジアからヨーロッパ東南部、地中海沿岸の原産。大まかなタイプ:ELEGANCE, Clooney, Aazur & Butterfly。ELEGANCEは大型、Clooneyは手ごろなサイズ、Aazurは色の種類が多く小さめな花をつけます。Butterflyは一重の花びらで軽いタイプです。日本でも特有の呼び名があるようです。変り咲きも多く、一本一本咲き方が違い個性豊かな花ですので、とても楽しいです。
ラナンキュラス イグルー
4月になると小ぶりのラナンキュラスが出てきます。イースターのブーケに入れる小ぶりのお花を探していましたところ目に留まりました。もうラナンもチューリップ終盤。また次のシーズンを楽しみにすることにします。
ラナンキュラスは西アジアからヨーロッパ東南部、地中海沿岸の原産。大まかなタイプ:ELEGANCE, Clooney, Aazur & Butterfly。ELEGANCEは大型、Clooneyは手ごろなサイズ、Aazurは色の種類が多く小さめな花をつけます。Butterflyは一重の花びらで軽いタイプです。日本でも特有の呼び名があるようです。変り咲きも多く、一本一本咲き方が違い個性豊かな花ですので、とても楽しいです。
バラ ジュミリア
2月に購入した時と同じ山形の石澤バラ園さんのバラです。リピ買いするほどよいお花です。1週間ギャランティーとしてもよいと思います。今回は2月ほど大きなサイズではなかったものの、気温が高くなっても開花はゆっくり、開きすぎない大きさでした。
フリージア サンドラ
蕾の段階では濃いピンクで、開花とともに桃色かかった可愛いピンクに変化してきました。内側は黄色でとてもかわいらしいイメージです。背丈は80㎝、開花が揃ったころにはあまりにも立派になりすぎてしまい、合わせようと思っていたバラを圧倒してしまいましたので、使わずに単独で花瓶に飾っています。バラを大きなものにすればよかったとちょっぴり後悔ですが..今更ですよね。
アフリカ南東部、ケニアから南アフリカのケープ州の原産 花びらはシングルかダブル、色は白、クリーム、オレンジ、赤、ピンク、赤紫、ラヴェンダーや紫など様々。現在の一般的なフリージアは、19世紀に F. refracta and F. leichtliniiとの交配種を基にして掛け合わせたものです。芳香もあり一つ一つ順番に花が開花するため一週間くらい楽しめます。萎れたフロレットはすぐに切り取りましょう。
英語の花言葉に友情という意味があります。卒業式に配られるのはその花言葉からだと思います。そろそろ卒業のシーズンですね。フリージアも3月から4月がピークとなり、旬の季節となってきます。