花の色 青

ラペイロージア / フリージアラクサ

フリージアの仲間 南アフリカ北東部原産 移植を嫌う球根植物で日本でも庭に植えて楽しんでいる方がいるようです。ラペロージア属に分類される前はAnomatheca属。球茎の形状がフリージアに近いため諸外国ではフリージアラクサの呼称で呼ばれます。園芸店では Lapeirousia cruenta, Lapeirousia laxa, Anomatheca cruenta,  Anomatheca laxaとラベルが貼られる事もしばしばだそうです。

ref: https://www.pacificbulbsociety.org/pbswiki/index.php/Lapeirousia

ブロメリア レッドパロマ

一見葉のようにユニークな形をしていますが、小さな青い花が出てくるはずです。(手元に残りませんでした) 南米エクアドル原産。ステムは長く80㎝もありブーケ、アレンジメントに重宝です。パイナップルと同じ属、チランジアも同じです。

ブロメリアは一生に一度だけ花をつける一回結実性植物、花が終わる前に何等かの形で子孫を残すとのことです。ブロメリア科(パイナップル科)はとても大きなグループで、8亜科58属約3200種くらいあるとのことです。ブロメリア科のポルテアの一種だと思いますが、詳細は不明です。

学名:Portea petropolitana (Wawra) Mez 、Portea petropolitana var. extensa の品種に限りなく近いです。
Ref: https://en.wikipedia.org/wiki/Portea_petropolitana

 

エリンジューム

尖った葉に尖った苞が特徴です。ヨーロッパ原産で冷涼な気候を好みますので、日本でも北海道や長野など比較的涼しいエリアでの生産が盛んです。秋口から比べかなり日持ちがよく、クリスマスリースに加えドライでも楽しむことができます。

せり科ですので、私には強い花粉のアレルギーがあります。今気が付きましたが、ここ数日鼻水が出ますので多分この植物が原因だと思います。もしアレルギーで花粉症の症状が出る場合は別の部屋で管理するのがよいと思います。生徒に皆さんと毎月のお花をお楽しみの皆さん、もしアレルギーの症状を感じる場合はお知らせください。

ヴァンダオーキッド

豪華な花でお値段も高値でした。そんな時は3人で一本を分けて使うと手の届く範囲になります。紫色が強くどんな花に合わせても間違いなく主役となるため、ハロウィンのアレンジのメインの花として使用しました。黒の唐辛子やセロシアなどと合わせて少し個性的な花合わせを楽しんでみました。皆さんのハロウィンアレンジメントはどんなイメージでしょう?

エリンジューム リーベンウォルシー

尖った葉に尖った苞が特徴です。一般的にはグレーイッシュなブルーが多いのですが、この品種は鮮やかな紫です。あまりにも美しく手に取ってしまいました! ヨーロッパ原産で冷涼な気候を好みますので、日本でも北海道や長野など比較的涼しいエリアでの生産が盛んです。そのため暑さが残る今年の10月上旬はいささか厳しかったようです。茎がぬめるようでしたらドライフラワーでお楽しみ下さい。

せり科ですので、私には強い花粉のアレルギーがあります。もしアレルギーで花粉症の症状が出る場合はお知らせください。

 

ニカンドラ

ニカンドラ・オオセンナリもしくはクロホオズキなどと呼ばれています。夏に青、紫や白の花を付け、秋になるとこんな姿に。ホオズキにもにていますが、属が事なります。南米ベルーやアルゼンチン北西部原産のナス科のです。種から育つので自宅で楽しむ方も多いようです。ちょっと個性的ですね。

アメリカ南部では葉と根からとる液をミルクと混ぜ皿に置いておくと、ハエが好む餌となり捕獲できるそうです。

Ref: https://plants.ces.ncsu.edu/plants/nicandra-physalodes/

リンドウ マイティーラブ

白地にブルーの混ざりが美しいリンドウです。丈は120㎝、今まで購入したリンドウの中でも一番長い品種です。茎も真っ直ぐで太く花は10段以上つき豪華です。花もちは暑さ残る9月中旬でも申し分なく長期間楽しめますが、本来は9月下旬から10月中旬位までがピークシーズンです。

竜胆の根はもともと生薬として用いられていました。その味が熊の胆(い)の熊胆よりさらに苦いため竜の胆(い)として竜胆(りゅうたん)の名前となったようです。尚、今の呼び名りんどうはこのりゅうたんが訛ったものとも言われています。
Ref http://www.e-yakusou.com/yakusou/886.htm

リンドウは夏から秋にかけて様々な種類が出回ります。長い茎を切り分けてアレンジメントにいれてもよし、長さを生かしてグルーピングして花瓶に入れるのも良しで万能です。竜胆の種類 http://ashiro-rindo.com/rindo_kaikaziki.pdf

 

アガパンサス

南アフリカ原産のアガパンサス。種の部分を使いました。ユニークな形が目を捉えます。フレッシュなアガパンサスの花は切り花にすると数日で散ってしまいますが、ドライになりかけの種の部分は少し長く持ちます。種の袋が裂け黒い種が出てくるところもちょっと独得!一般のアレンジメントをしている方は不思議に思うかもしれませんが、地球に優しいという観点から世界のフローリストたちはドライの植物をデザインに取り入れています。季節感も伝わりますので、利用しない手はありません!もしお庭のにアガパンサスがあったら、秋までそのままにしておいてはいかがでしょう?

リンドウ

オーソドックスな濃いブルーのリンドウですが、白やピンクなどもあります。花が開花するタイプと開かないタイプがあるとの事です。このニューHB安代は花の形がスマート(細い)で、長い茎にすらりとした花の姿が素敵です。

リンドウは夏から秋にかけて様々な種類が出回ります。長い茎を切り分けてアレンジメントにいれてもよし、長さを生かしてグルーピングして花瓶に入れるのも良しで万能です。花もちもよく花が終われば、つぼまった状態で茎に残るためそのままほったらかしでも大丈夫です。

竜胆の種類 http://ashiro-rindo.com/rindo_kaikaziki.pdf

デルフィニウム スーパーシフォンブルー

ラクスパーとも呼ばれ300種類もあります。北半球に自生する植物で原産地は不明です。アフリカのトロピカルエリアの高い山麓など冷涼な気候を好むとの事です。一つの茎に穂状に花が付くタイプと枝分かれしているスプレータイプがあります。属名のデルフィニウムは古代ギリシャ語でドルフィン=イルカを意味する言葉から派生。花がイルカの形に似ているとの事から来たようです。似てますでしょうか? 有毒植物です。