フリージア 'スザンヌ'
赤紫色のフリージアです。暖かくなってきましたので脇からの花芽も多かったのですが、小さな花芽たちは開花が難しいため処分し、中心の一本に栄養を集中させます。装飾的アレンジメントにする場合は外葉もすべて落としてしまったほうが使いやすいのですが、植生的に利用する場合は葉も必要となりますのでそのままにしておきましょう。
アフリカ南東部、ケニアから南アフリカのケープ州の原産 花びらはシングルかダブル、色は白、クリーム、オレンジ、赤、ピンク、赤紫、ラヴェンダーや紫など様々。現在の一般的なフリージアは、19世紀に F. refracta and F. leichtliniiとの交配種を基にして掛け合わせたものです。芳香もあり一つ一つ順番に花が開花するため一週間くらい楽しめます。萎れたフロレットはすぐに切り取りましょう。
英語の花言葉に友情という意味があります。卒業式に配られるのはその花言葉からだと思います。フリージアも3月から4月がピークとなり、旬の季節となってきます。